yome_150中国人に間違われる嫁のひと言いわせて!その2

 

懲りずにバスに挑むんですね。我々は。

しかしうちの旦那、待っていられないんですね。

時間に厳しい。

そんなひとはタイに来ちゃいけない、ってなくらい。

 

「嫁はエアコンなしだと気分が悪くなるから~番と~番しかだめ!」

「チットロムへいかねばならぬ!」

「節約せねばならぬ!」

「BTSの階段上りたくない!」

 

最後のちょっと違いますね。

とにかくいろいろな思いが旦那の頭の中を駆け巡っているんでしょうね。

 

正直まかせきりなのでその姿が面白い。

タイ人、日差しが嫌いなのでベンチに腰掛けています。

旦那、太陽サンサンふりそそぐなか遥か彼方からくるバスの番号を必死で見ている。

紫外線アレルギーをもっているんですよ。旦那。

まるでその姿はミーアキャットが周囲を確認しているみたい。

「敵きてません!」みたいな。すんません。

 

「こないよー。あ!あ~。また2番だ。2番ばっかり来るな~」

となげく旦那を尻目に仕事を辞めて以来、のんびりすることにようやく慣れたわたしは時計を見ながら

「えーまだ待ち始めてから25分しかたってないよ。あ、もしかしたらそのバス1時間に1本だったりして~」

などと茶化したりして。

 

だって、そうですよ。時刻表すらないし、ルートやバス番号もしょっちゅうかわるっていうじゃありませんか。

気長にいきましょ。いまのところは。

がんばっているの、ちゃんと見てますから。

 

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