夜19時、アパートを出発。
BTSオンヌット(อ่อนนุช)からBTSバンナー(บางนา)まで。
ひさしぶりにBTSを利用。この区間はなんと10Bと安い!
BTSバンナー付近のバス停から高速道路を利用するワープバス536番を待つ。
20分くらい待つとバス出現!モーチット2(หมอชิต สอง)までGO!
だいたい1時間くらいでモーチット2バスターミナルへ到着。
バスで夜食が出るという情報だったけれど、出発が22時なのですこし腹ごしらえすることに。
人間ひもじいのがいちばんいけない。という持論のわたし。
コンビニでクラッカーと大好きな塩ピーナッツを非常食として準備し抜かりはない。
ターミナル3階(ชั้น สาม)東北部(ภาคตะวันออกเฉียงเหนือ)へのチケット売り場の左奥になじみのクーポン食堂がある。
品揃えはなぜかぶっかけ飯が多く、どのブースもにたりよったり。なんでやねん。
わたしはクイッティアオ・ムー・ナムサイ(ก๋วยตี๋ยวหมูน้ำใส)。旦那はカオナー・ペッ(ข้าวหน้าเป็ด)。
すまし汁麺豚つみれ入りと蒸しあひるのせご飯。
どちらもいけておらず、箸がすすまない。
苦笑いの私たちは「飽きた、飽きた(เบื่อ)」と言っているアマリンのフドーコートは美味しいのだと痛感。
夕食はわたしたちの心に軽い傷を負わせました。
写真も撮りがてら、ターミナルに向かうことにします。
チケットには「ชานชลาที่ 19.21」の文字。出発口は19番。窓口のおねーさんもそう言っていた。
ターミナル数はとても多くそして広い、通路は番号によって向かう先が振り分けられてゆきます。
ぼんやりスワンナプーム空港(สนามบินสุวรรณภูมิ)を思いだした頃・・・
矢印の通りに進み、階段を下りたのですが指示された「19」なんて無いんですねー。
仮に「21」だとしても、18まで数字通りターミナル番号があるのに、19もとばし、20・22はあるのに21も無い。
※ソイの様に奇数と偶数に分かれていたようです(旦那)
手がかりは?待機するバスの行き先は東北部が多い。ここで間違いはなさそうだが・・・。
人ごみの中かきわけて見つけた建物の柱に手書きの張り紙が・・・。
「ชาญทัวร์→」(バス会社の社名)
きびしいわー。これ手がかり?
旦那が近くのおじちゃん係員にチケットを見せながら確認する。
「ここだ、ここで待て。って言ってくれるんだけれど、バスはまだみたい」
22時にはまだ15分くらいある。
わたしの今までの経験でバスのイメージが「バスはけっこう前から停車していて我々の乗車を待ってくれている」だったのですが、22時5分前になってもバスが来ません。
不安になっているわたしは、車体に書かれている地名を何度も確認したり、チケットに手がかりが無いか探しました。
乗れなかったらシャレになりません。
旦那がおねえちゃん係員にもう一度確認。
「ヤン・マイ・マー(まだ来てない)」とのこと。
こうなれば待つしかありません。
そうこうして22時をちょっと過ぎた頃ようやくバスは来るのですが、
わたしはてっきりウドンタニー(จ.อุดรธานี)が終点のバスかと思ったらノンカーイ(จ.หนองคาย)まで行くバスのようで、車体に書かれているのはバンコクーノンカーイ。また不安になりました。
すぐに旦那が運転手と戯れているおにいちゃん係員に確認すると、
おにいちゃんはすぐに運転手に確認してくれました。どうやら、このバスです。
乗り込むとおねえちゃん係員が「どこまで行くんだ」と聞いてきましたので「ウドンタニーのバスターミナル」と告げました。
ここでお願いしておけば、ルート上ならどこでも乗ったり降ろしてくれることが分かりました。
ぜんぜん関係ないですが、民間のバス会社で働いているおねえちゃんって、なんでみんなこわそうなんだろう・・・日本のひと昔前のヤンキーみたいな・・・。
座席は3のBとC。車体のラッピングがかかっていて、景色は全く見えません。
後から思えば、日差しが入ってこないし、夜は田舎を走るのに景色なんて意味ないし、結果オーライ。
チケット買う時座席選べますけど、よくわからなかったのです。
結局30分ほど遅れてバスは出発。
快適な車内ですが、わたしは、どうやら深夜の移動で寝るのが苦手みたいです。
ラオスへ行ったときもロットゥーで全然眠れませんでした。
トイレはついているけれど、利用する勇気はありませんでした。
旦那も「とっても狭くて、女性はたいへんそう」と言っていたし。
コンケーン(จ.ขอนแก่น)にあるバス会社の基地でトイレ休憩とガソリン給油があり、ウドンタニーバスターミナルまでに到着するまでに、結構な人数が降りてゆきました。
深夜走行するバスは速いですね。
バスはウドンタニーバスターミナルのすぐ横バス会社のオフィスの前に到着しました。
階段を下りると「パイ・ナイ!パイ・ナイ!(どこ行く)」
と降車口で私たちの運命を決めたおいちゃんが叫んでいました。
つづく
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