~タイ移住生活131日目・後編~
「【タイ生活131日目】 弟がタイにやって来た!2日目・プーンサップ市場に行ってきた。」の続きです。
昼食の後はお買い物タイム。
チェックしておいた部品を買い回ります。チェックはしてあっても購入時には悩む事もあり、少しハイセンスな部品を扱うお店では結構悩んでいたみたいです。
弟は全くタイ語がわかりませんのでお店の人との会話はおいらが通訳していたのですが、エアコンも無いプレハブの様な店の中は暑く、汗がダラダラと流れ落ちます。
そしてふと弟と会話をした瞬間に違和感を感じました。
いえ、違和感どころではありません。
自分の発した声が頭の中で響きます。まるで耳の穴に水が入った時みたい。
つい癖でつばを飲み込んでみましたが、激しく鼓膜が動くのを感じました。
気分もとても悪く、耳の聞こえもどんどん悪くなります。
嫁に聞くと、おいらはすごく小さな声で話しているとの事でした。
声が大きく頭の中で響くので自然と小さな声になっているのですが、小さな声でも頭の中で大きく響いているのです。
この時、もう終わりだと思いました。
おいらはあまり耳の調子がよくありません。
慢 性的に耳鳴りに悩まされています。
時々大きな耳鳴りがして周囲の音が聞こえにくくなるくらいなのですが耳鼻科で調べてもらっても特に異常もありません。
医師からは「耳鳴りは原因不明が多く、時々大きな耳鳴りがするようであれば、低い確率だけど突発性難聴になる事もある。治す方法はありません」と言われてい ました。
遂にその日が来たんだと覚悟をしたのですが、その不安感から来るのかそれとも暑すぎるのか、体の調子も悪いので慌ててコンビニで水を買い、ガブガブ飲んでいました。
昼食の時にチャーノムイエンを1杯を飲み、さらに余った氷に水を入れて300ml程飲んでいます。更に今回買った水。水分をかなり摂っているのですが全部汗で出ているようで。
弟の買い物は続くので、蒸し暑い店内を避けて、なるべく日陰で風通しの良さそうな場所を選んで休んでいたら多少症状が軽くなってきました。それでも声は頭の中で響いていました。
弟の買い物が全て終わり、市場の前からBTSモーチット駅までタクシーで向かいます。
タクシーの助手席に座りエアコンの風向きを調整しているとドライバーが「ローン・ナ」と言ってエアコンの風を強くしてくれました。
その風にあたっていたら15分くらい走った頃でしょうか、体がスッと軽くなったような感じがして耳の不調もスーッと解消されました。
後でネットで調べてみたのですがこの症状は「耳管開放症」という症状で、原因は色々ありますが脱水症状でも起こる症状の様です。まだ水分が足りなかったのか。
ですが、元々耳が不調ですので安心できません。脱水症状ではなさそうな時に再び症状が出る事があればこの時より怖いです。
BTSモーチット駅からはBTSでオンヌットに戻りました。
一旦アパートに戻り、シャワーを浴びてスッキリした後、いつもの美味しいと思うバミー屋台へ行きバミーを食べました。
弟はバミーだけでは足りなさそうだったのでカオナームークロップ(35B)も一緒に注文。どちらも満足頂けたようで「美味しかったです」のお言葉を頂きました。星みっつです!
弟にその他にも何か食べたいものがあるかと聞くと「カオニャオマムアン」が食べたいと言います。しかし知っている限りではオンヌット辺りでカオニャオマムアンを売っている屋台はありません。
とりあえず、会社の人へのお土産が買いたいと言うのでBIG-Cへ。
弟は会社の人へのお土産にチョコレートなどを買い、果物売り場を見ていると餅米の入ったパックを見かけました。いつも見かけるのですが、カオニャオマムアンでなく袋に入ったクリーム状のソースが入っています。
予想はしていましたが店員さんに確認するとこの袋の中身は「ナーム・ドリアン」だとの事です。液状のドリアン、あまりピンと来ませんでしたが購入する事にしました。カオニャオとココナッツミルクソースがあれば、アパートの冷蔵庫に入っているマンゴーと一緒に食べればカオニャオマムアンです。
アパートに戻りマンゴーを切りました。一応袋の中身「ナーム・ドリアン」も食べてみましたが、袋を開けるとすごい匂いでした。ドリアンの実がドロリと入っており、味もドリアンです。ですがカオニャオと一緒に食べてみても特に美味しくなく、カオニャオと一緒に食べる理由がわからなかったのでカオニャオはカオニャオマムアンとして食べました。
合わせ技の即席カオニャオマムアンでしたが、弟も満足してくれたみたい。
こうして弟のタイ滞在2日目が終了しました。
その後は耳の調子も耳鳴りは今まで通りですが耳管開放症の症状は出ませんでした。とりあえずは一安心です。
明日は弟の滞在3日目、どんな一日になるか楽しみです。
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