いよいよレッスン初日です。100ページで構成された「SPEAKING」というテキストを事前に受け取っています。
ほんとうにはじめてタイ語を勉強する人向けのテキストで、アルファベットと発音表記で書かれており、タイ語は使用されていません。
わたしは発音表記が苦手で、タイ語のほうがいいのですが、ここは初心にかえってレッスンを取り組みます。
キンコンカンコンと教室に鐘の音が響きます。
本当に学校みたいです。
夫婦ふたりのセミプライベートレッスンなので4畳半くらいの広さの個室で待機。
部屋番号は6番。
となりの小会議室くらいの広さでは3人の方がレッスン中でした。
そして先生の登場。35歳の女性です。
いきなりタイ語で名前を聞かれました。これはもう、難なくクリアです。
そして、「こんにちは」「すみません」「ありがとう」これらの挨拶を発声練習のように1回だけさせられると「げーん な (じょうずね)」でおわり。
「指摘なし」なのでクリアということでいいのかな?
するともう母音の発音練習です。テキスト1ページのスタートです。
母音の発音確認が終わるとp/phのくだりになります。
同じpでも有気音と無気音があるよ、というやつです。
「発音するとき風が出る、風が出ない」と表現するとわかりやすいかも。
これがなかなか難しいのですよ。耳が慣れるまでは。
ここで「聞いてどちらの単語かあてる」
というゲーム感覚で聞き取り練習をしました。
その後ご存知の方も多いと思いますが、タイ語の声調は5種類あります。
5種類の声調とカタカナ表記すると同じ書き方になる10の単語の声調練習。
私たちは日本でもタイ語の先生についていたし、再認識といったところ。
テキストもどんどん進んでしまうので「先生甘くないですか?」とたずねても「じょうずじょうず」といってくれます。
でも、ちゃんと曖昧発音をすると「ぴっ(まちがい)」とただしてくれます。聞き逃したりしません。
声調交えた発音練習では、「発音して」「聞いて」のテストを何度か繰り返して終了。
たぶんここは初めての人がたいへん苦労するはずのところ。
私たちは多少基礎ができていたのと、間違えていても大きな声で発音し、街のタイの人みんなに指摘され練習してきたのが効いていると思いました。
わたしは日本での準備期間中は車で通勤していたので、BGMはいつもタイ演歌や単語のCDを何年も聞いていました。
タイの数字の読み方、聞き取り練習で本日は終了。
普段買い物しているので数字は大丈夫と思っていましたが、「7」と「8」がたまにごっちゃになってしまってました。
旦那は数字に強いのか答えが早いので褒められていました。
テキスト10ページ分が2時間であっという間でした。
ちなみに学校帰り、BTSの窓口で200バーツ分ラビットカードにチャージするときに200バーツとタイ語で言いましたが、あんなに練習したのになかなか通じませんでした。
語学に終わりはありません。日本語だって日々勉強中です。
タイの文化に基づいた言葉を使えるようにずっと学び続けます。
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