~タイ移住生活155日目~
タイで生活するために銀行の口座は必要です。
現金を持ち歩いたり、家に置いておくよりは銀行に預けていた方が安心です。
タイに移住してきた当初、ネット上で「旅行者でも作れる」とか「銀行の中では一番作りやすい」と言われていたカシコン銀行での口座開設に何度も挑戦しました。
結論としてはタイの銀行で口座を開くには基本的に「ワークパーミットが必要」です。
以前はネットの情報通り、カシコン銀行でもビザを持たない旅行者が簡単に口座を開くことができたそうですが、今年に入ってから厳しくなってしまったようです。
ですが、バンコク銀行本店だけは現在でも旅行者が口座を開くことは可能です。パスポート、国際運転免許(もしくは日本大使館発行の運転免許抜粋翻訳)があれば口座を開けますので、旅行者の方はバンコク銀行本店で口座を作りましょう。
おいらも無事にバンコク銀行本店で口座を作ることが出来たのでもう銀行口座を作る必要は無いのですが、あれだけ断られたカシコン銀行で口座を開設しなければ気が済まない!という下らない意地だけでリベンジに向かうことにしました。
やってきました、スクンビットSoi33にあるカシコン銀行スクンビット支店支店。
ここを選んだのは日本語サービスカウンターがあるからです。
前回シーロム支店で断られた時に担当してくれた行員さんが日本語が話せる行員さんに電話を回してくれて、詳細を教えていただきました。
それだったら最初から日本語サービスがあるスクンビット支店の方が早いでしょう。
それにシーロム支店は遠いですしね。
断られた時に帰るのも楽です。帰り道が遠いと余計に心が痛みます。
早速銀行内に入り、整理券発行マシンの前に向かいます。
係員の姿無し、とりあえず「日本語」ボタンを押し、「口座開設」を選択。
すると係員の女性が現れ「何の用だ!」と聞くので「口座開設をお願いします」というとマシン上部の張り紙を指さします。
「日本語サービスカウンターは7月29日をもって一時中止となりました」
と書いてありました。
そして係員は「ワークパーミットを持っているか?」とお決まりの言葉を放ちます。
当然、「いいえ、ありません」と答えるのですが「ワークパーミットが必要だ!」と言われます。ここで諦める訳にもいきませんので「学生ビザを持っています」と伝えると少し考え、整理券を渡してくれました。
普通ならここで安心できるのでしょうが、整理券をもらうまでのプロセスはいつもこんな感じです。ここで係員から整理券をもらった所で口座開設が出来るわけでもありません。何度も繰り返しているのでまず最初の門番を倒しただけの気分です。
渡された整理券の番号を待っていると、先ほどとは違う女性が「何しに来たの?」と聞いてきます。「口座開設です」と答えるとまたしても「ワークパーミットを持っているか?」とお決まりの言葉を放ちます。
再び「いいえ、ありません」と答えると「口座開設にはワークパーミットが必要だ!」と言われます。間髪入れず「学生ビザを持っています」と答えながら持参した書類を渡しました。
今回用意した書類は「パスポート・在留証明書・学校の在籍証明書・アパートの契約書」です。前回と違い今回はパスポートに留学ビザがあります。
書類を受け取った女性はカウンターの方に向かいカウンターの行員に書類を見せています。嫁が「あれがボスだな・・・」とボツリと行った瞬間、そのボス的行員が首をコクリと振るのが見えました。
そして戻ってきた女性は笑顔で、
「ローサックルーナカー(少々お待ちください)」
と言ってくれました。
気持ちは「当選確実」なのですが、ここで逆転することもあるのがタイの醍醐味です。安心は出来ません。出来ればさっきの行員さんがいるカウンターをと願いましたが、おいらの番号が呼ばれたのは別のカウンター。
「口座開設お願いします」と書類を全て渡すと、書類をチェックした後、行員さんは何処かに行きました。そして戻ってきた手には書類と通帳、そしてキャッシュカード。
パスポートをコピーされ、コピーにサイン。書類に住所と電話番号、メールアドレスを記載して渡すと黙々とコンピューターに入力していきます。打ち込んだ後、顔写真を撮られ、1,300Bを求められたので支払いました。
殆ど会話も無く、口座開設が完了しました。
ちなみに1,300Bの内訳は預金500B、キャッシュカードの年間維持手数料が800Bでした。
発行手数料ではありません。維持手数料です。しかも年間800B。
ネットの情報では300Bくらい、ちょっと高めの保険付きで500Bだったのですが、さらに高いグレードのカードがあったとは・・・
日本人だから一番高いグレードのカードにされた可能性もありますが、「PLATINUM」と書いてありますし、キラキラしたちょっと格好いいカードだと思って諦めます。
というわけで、見た目だけVISAプラチナカードをゲット!
あれだけ苦労したカシコン銀行での口座開設ですが、ビザがあって必要な書類が揃っていれば簡単に口座開設できて拍子抜けでした。
以上、カシコン銀行口座開設のリベンジ終了です。
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- Sukhumvit Soi33/1, カシコン銀行, 銀行口座
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