～タイ移住生活410日目・其の四～
(2015/04/30)
ツーリストビザの2回目を有効にするためカンボジアビザツアーに参加。
朝5時30分にオンヌットを出発して、5時間ちょっとタイとカンボジアの国境「バンレム」に到着、タイを出国した所でツアー係員にパスポートを預けプチ・カンボジア探索。
と言っても特別区域の免税店・カジノエリアだけです。
しかし、おいらはカジノにも興味はありませんのでパスポート返却の場所になっている休憩所で持参したバナナ一本（通称：バナイチ）をウホウホと食べていると菊のマークが入った赤いパスポートを持った係員を発見しました。
今回のツアー、どうやら日本人はおいら一人みたいなので間違いなくおいらのパスポートだと思われます。
「おぉ、おいらのパスポート何処に行くんだ～！」
と興味津々で眺めていましたら、カンボジアビザ発給カウンターの方へ。
係員がピンクのシャツを着ているので遠くに行っても目で追うのが簡単でした。
次にカンボジアイミグレーション、少し経ってから休憩所の近くにある、恐らくカンボジアの出国イミグレーションと移動し、最終的に休憩所にパスポートが戻ってきました。
白人男性がパスポートをチェックしておいらの名前が呼ばれます。
そこで今回のツアー代金2,300Bを支払うと「ゴータイサイド！」と言われました。
お金をもらったらもう帰れと・・・
パスポートを確認すると使用済みのカンボジアの観光ビザとカンボジアの入国印と出国印。
そう、パスポートだけがカンボジアを旅行してきたのです。
全然カンボジアにやって来た実感無いのにね、パスポート上はカンボジアに行っている。
不思議な感覚に襲われながらも、国境の橋を渡り、再びタイへ。
タイを出国した時のゲートは空いていましたが、タイへの入国ゲートはとても混雑していました。
一応屋根はあるのですが風通しが悪く、とても蒸し暑いです。
みんなパスポートを団扇の様にヒラヒラさせていましたが赤いパスポート、緑のパスポート、青や茶色、パスポートの見本市ですね。
ベトナム人（緑パスポート）による行列割り込みも多発しており、進みが遅くて堪りません。フィリピン人（茶色いパスポートを持っている）はちゃんと並んでいました。
結局この行列で50分、やっと入国手続き。
タイ・イミグレーションの係官はちょっと格好いい制服を着ていて、いつもしっかり仕事している感じなのにここの男性係官は上着がランニングシャツ一丁、しかも芦屋雁之助の「裸の大将」に似た感じで何だか信用できませんでした。
パスポートを受け取りスタンプを確認したら案の定ノービザ30日スタンプ。
「あのー、ツーリストビザ持っていますが・・・」
と申告すると、「ハァン!?」と睨みを利かせてきます。
パスポートをパラパラッとめくりビザを確認、スタンプを訂正して返却されました。
危ね～、危ね～。やっぱりランニングシャツ一丁の係官なんて信用できないよ。
こうして無事にタイに入国。
ツーリストビザの2回目を利用できたので、この先60日間タイに滞在できるようになりました。
前回の様に30日の延長も出来るので最長90日間ですね。
さて、それではバンコクに戻りますか。
タイ・イミグレーションを抜けて道を渡った所にある駐車場にバンはいました。
30分程待って乗客が揃った12時頃、バンは出発。
帰り道、何度も何度も検問でパスポートチェックされました。国境帰りの道なので厳しくチェックされているんでしょうね。やっぱり密入国とか多いのかな。
行きに立ち寄ったサケオの同じガソリンスタンドで休憩。
暑さでかなり疲れていたので帰り道はほとんど寝ていました。
帰りも5時間ちょっと、夕方5時にオンヌットのテスコロータスに到着。
そこからはあまりよく覚えていません。
気がついたら全身倦怠感でソファーに寝転がっていました。
暑くて暑くて大変でしたが、ツーリストビザの2回目を有効する事も出来ました。
これにてカンボジア（バンレム）日帰りビザツアーの終了です。
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