おいらとタイを綴った「タイにまつわるエトセトラ」
おいらはタイを訪れるまでにその機会を3度逃すのファーストコンタクト。
おいらはタイを訪れるまでにその機会を3度逃すの2度ある事は3度あるんです。
背中をポンっと押された瞬間、おいらの夢を乗せてバスも走り出した様な気がした。
ライトアップされたアユタヤ遺跡を見て目を輝かせていた嫁の隣で確かにおいらはタイにいた。
の続きとなります。大して面白くも無いですがもしよろしければ読んでみてください。
初めて訪れたタイ旅行の3日目、アユタヤを離れてバンコクに向かう途中、バンパイン離宮とアユタヤ日本人町を観光した後、タイ雑貨のお店、そして宝石店に連れて行かれました。
この頃のツアー旅行だとお土産物屋とか宝石店、免税店に必ず連れて行かれます。
ここでの買い物ではツアー会社へのキックバックがあるそうですが、最近のツアーでは「土産物屋には立ち寄りません」というのが増えましたね。その分ツアー代金も高くなった気がしますが・・・
別に何も買わなくてもブツブツ言われませんので、土産物屋や免税店では何も買いませんでした。宝石店でもまったく何も買うつもりはありませんでしたが、シルバーゴールドの指輪がそんなに高くなかったので嫁と二人でペアリングとして買うことにしました。
当時の領収書がまだ残っているけど、日本円で払って為替レートが1万円が4,200Bと、今考えるとかなりバーツ安だったので安く感じたんだと思う。
そして嫁にプロポーズした。
プロポーズと言っても片膝をついて「おいらと結婚してくれ!」なんて大げさな物では無く「この指輪を結婚指輪にしよう」という感じの軽いものだったが、日本から遠くタイの地で指輪を買うという何だか特別な行為に意味があったのだと思う。
嫁も軽く「ずっと一緒にいようね」と言ってくれた。
バンコクに到着し、その日の宿泊はヒルトンホテル。ヒルトンホテルは今は場所が変わってしまったが、その頃はBTSプルンチット駅に近いソイのちょっと奧にあるホテルの建物中央部がプールになっていて緑に囲まれた南国らしいホテルだった。
その日の夜、一緒に旅行していた嫁の友達がこっそりとホテルのショップでケーキを買ってきてくれて部屋でお祝いしてくれた。その友達はこのタイ旅行が終わってすぐに彼氏と結婚したので、この時にはもう結婚の話は進んでいたみたい。それもあっておいら達の結婚に何か思う事があったんだと思う。
その友達とは友達の結婚後はあまりお付き合いも無く、出産後は連絡が取れなくなってしまったがもし今連絡が取れるならおいら達も後に結婚し、今はタイで住んでいると、あの時の夢を叶えたよと、そしてありがとうと伝えたいです。
初めてのタイ旅行でおいらはやっぱりタイには縁があるのだと深く思った。
嫁は以前から青年海外協力隊に参加したくて申し込んだ経験があり、残念ながら採用には至らなかったが外国での生活、就職に興味があったのだ。そして今回のタイ旅行で嫁もタイでの生活に憧れを持つ様になり、いつか一緒にタイで生活しようと約束した。
これが我が夫婦のタイ移住に向けた最初の一歩だった。
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