~タイ移住生活242日目~
(2014/11/06)
今日はローイクラトンです。
ローイクラトンはタイの行事で、バンコクでは陰暦12月の満月の日にバナナの葉で作られた灯籠を川の女神に感謝と謝罪の意を表すため、灯篭にはきれいな花を飾り、ろうそくと線香を立てて川や池などに流すそうです。
最近では環境に配慮してパンで作られた灯籠も多くなってきたそうです。
学校でもローイクラトンの行事として灯籠作りが催されました。
嫁が是非作ってみたいと言うので、今日は授業がありませんが学校に向かいました。
灯籠作りは午後からですので、まずは511番のエアコンバスに乗ってセントラルワールドに行き、7階にあるフードコートでまずは昼食を食べる事にしました。
アマリンプラザのフードコートに行ってしまうと3日連続で食べる事になってしまいますから・・・
セントラルワールド7階のフードコートははじめてです。
クーポンを使うフードコートから先払い式カードになったフードコートが多いですが、ここは後払いカード方式でした。カード1枚で1,000Bまで使うことが出来ますが、そんなに食べれないですね。
入り口で全員カードを受け取り、出口で全員精算します。
万が一このカードを無くしたら多分最高額の1,000Bを支払う必要がありそうです。
絶対になくさない様に気をつけなければなりません。
まぁ、結構カードが大きいので簡単にはなくさないでしょう。
おいらは以前から食べてみたいと思っていた揚げプラートゥーのセットを食べました。
ナムチム(ソース)は6種類から選べ、一番フレッシュな感じがするマンゴーの細切り入りのナムチムを選びました。揚げプラートゥーとナスの天ぷら、温野菜、キュウリが付いて60Bです。
揚げプラートゥーは鰺みたいでした。塩気が強いので鰺の干物を揚げた感じで美味しいです。
ナスの天ぷらは油っぽくてスカスカで美味しくありません。温野菜は今回キャベツとヤングコーンを選びましたが、ナムチムを付けて食べると美味しいです。ナムチムはとても辛いのですが、エビ味噌の風味と、酸っぱいマンゴーの風味で食べやすかったです。
嫁はヤムネームソット・カーオトート(50B)を食べていました。
ライスボール状になった物を注文後に崩してピーナッツ等を加えて和えてくれるそうです。
とても辛いのですが、さっぱりしています。
見た目はカオパットなのにさっぱりしているちょっと不思議な感覚な料理だと嫁が言っていました。
ちょうど座っていたテーブルからデザートコーナーが見えるのですが、嫁が「あの綺麗な黄色をしたマンゴーっていくら位するんだろ」と言い出します。「カオニャオマムアン食べたいの?」と聞くと「うん!」と言うので、デザートにカオニャオマムアンを食べる事にします。
カオニャオマムアン(100B)です。
ちょっとマンゴーの季節を外れているのでちょっと高いですが、大きめで綺麗な色をしていて美味しそうです。マンゴーは酸味が強かったですが甘みも強く、香りも良くてとてもよいバランスの美味しいマンゴーでした。
あとカオニャオ(もち米)も最高でした。固すぎず柔らかすぎず、しっとりして甘く、ココナッツミルクもほんのり甘く。こんなに美味しいカオニャオマムアンだったら100Bでも安いと感じました。
昼食を終え、学校に向かいます。
すでに沢山の生徒さん達が灯籠作りをしていました。
普段は時間や曜日が違うので会うことも無い生徒さんがこんなに沢山居るんですね。
それでは灯籠作りのスタートです。
まずは灯籠の土台を作ります。
灯籠は水に浮かないと意味がありませんので水に浮くバナナの茎を輪切りにした物を使います。
この土台にバナナの葉を綺麗に巻き付けます。
次にバナナの葉っぱを帯状に切りながら、三角の部品を作ります。
その三角の部品を大きさを変えながら重ねてタイらしい装飾をしていきます。
こんな感じにバナナの葉をピンで固定していき、中心に線香と蝋燭を立てた後に綺麗な花で飾っていきます。
これが今回作った灯籠です。大きい方が最初に作った灯籠です。
小さい方は時間が余ったので作りました。
夕方、仲の良い先生達とルンピニー公園に灯籠を流しに行きました。
大きな満月が出ていましたが少し雲が多くてよく見えませんでした。
早速感謝とお願いを込めて、線香・蝋燭に火を付けてルンピニー公園の池に灯籠を流します。
ちゃんと浮きました!
こうしてはじめてのローイクラトンが終了しました。
ルンピニー公園の池には沢山の灯籠が流され、満月と相まって幻想的でした。
また来年、今度はチャオプラヤー川に灯籠を流してみたいですね。
ルンピニー公園からは507番バスに乗ってオンヌットに帰ろうと思ったのですが、バス停まで結構距離がありました。しかもちょうど目の前を507番が通り過ぎようとしていてしていました。
とっさに嫁にバスを指さしながら「507番行っちゃうから次のバスだね」と行ったところ、その動作を運転手さんが見ていたのでしょう、徐行してドアを開けてくれました。その瞬間車掌さんの「早く早く」と言う声が。慌ててゆっくり走るバスに乗り込むことが出来ました。ちょっと危険だったけど、嬉しかったです。
ラマ4通りはそんなに渋滞していませんでしたが、プラカノンの交差点が大渋滞でバスは全く動きません。
信号を6回くらい待ってやっとスクンビット通りへ、オンヌットに帰ってきました。
夕食はまだ食べていませんでしたが、考えるのも面倒なので帰り道のバミー屋台へ。
おいらはバミーヘン(35B)を、
嫁がバミーナーム(35B)を食べました。
幻想的な夜には似つかわしくないバミー屋台での夕食でしたが、自分たちで灯籠を作り、こうしてタイの行事に参加して充実した1日でした。
灯籠を空に飛ばすコムローイにもいつか参加してみたいです。
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