~タイ移住生活307日目~
(2015/01/17)
昨晩、ルンピニー公園で開催されていた「タイ観光祭り2015」で沢山の観光ガイドをもらってきて読んでいました。
タイには沢山の観光名所があります。
バンコク市内の観光地ならば比較的簡単に行くことが出来るのですが、郊外の観光地だと移動手段を含め念入りにリサーチしておかないとたどり着くのも困難そうです。
それでもタイには行きたい場所が沢山あるのでこの機会に何処かに行こうということになりました。
朝食はBIG-Cで購入した白っぽい皮に網目があるメロンです。
値段は忘れましたが比較的安かったのですが、メロンっぽい瓜って感じで残念な味。
よく言えば「甘みがあっさりしてスッキリした芳香」です。
さて、何処かに行こう!という話ですが、実はすでに決まっていました。
ずっと嫁が行きたいと行っていた場所です。
そこに行くためにはモーチット(北バスターミナル)から長距離バスに乗る必要があるので、まずはバスのチケットを予約したいと思いましたがインターネットでは出来ないので調べてみるとプラトゥナームにバス会社の予約センターがあるそうです。
まずはオンヌットから38番エアコンバスでプラトゥナームへ向かいます。
今回利用するバスは「チャンツアー」という会社のバスでタイ北東部方面のバスを運行しています。
バスも大型のVIPバスで乗り心地とサービスが良いと聞いています。
チケットはモーチットのチケットカウンターだけで無く、プラトゥナームのバイヨークホテル近くに支店があり、その支店でもチケットを予約できるとの事でプラトゥナームに向かっていたのですが、バスで移動中にネットを調べていると「チャンツアーのプラトゥナーム支店は閉鎖された」との書き込みを見つけてしまいました。
バスはもうすでにアソークを過ぎ、順調にプラトゥナームに近づいています。
閉鎖されたのは仕方ありませんし、行ってから閉鎖を知った方がもっとガッカリだと思うことにして降りるはずだったプラトゥナームのバス停で降りず少し先のバス停で降りることにします。
今日はチケットを予約したついでに以前から一度行ってみたかったお店で夕食を食べるつもりだったのです。
バス停から少し歩いて目的のレストランに到着。
ランナム通りにあるこのお店です。
ランナム通りは以前いった「ティダーイサン」や「イサーンロムイェン」がある通りです。
クアンシーフードというガイドブック等でお馴染みのお店です。
漢字では「光回線」と書きます。間違いました「光海鮮」でした。
お店の前にはシーフードレストランお馴染みの生け簀があります。
新鮮そうな魚やエビ、大きなシャコもいました。
結構大きな蟹もいます。身動きできないように縛られていて可哀想です。凶暴なのかな?
お店に入ると4時過ぎと早い時間だったのでまだガラガラでした。
料理の注文は適当に、スープ、野菜、軽い物、メインと選んでみました。
豆腐と海鮮のスープ(150B)
軽く揚げた豆腐と海鮮(エビ、カニ)、インゲン、ヤングコーンなどが入っていました。
とろみの付いた中華風のスープで優しい味で美味しかったです。
カイラン菜の炒め物(パット・パックカナー)です。150B
湯通ししたパックカナーと揚げたニンニク、椎茸をオイスターソースで炒めてありました。結構立派なパックカナーで太くて見栄えが良いのですが根元の方は固かったので柔らかい部分だけ食べていました。
味はとっても美味しかったです。
おいらの大好物、生牡蠣を2個注文。
かなり大きな牡蠣でした。1個60Bです。
フライドオニオン、水オジギソウ(パック・ガジェー)、ニンニク、ナマオ(タイのレモン)をトッピングして食べるのがタイ式生牡蠣です。パック・ガジェーは青臭くてそのまま食べても美味しくないのですが何かあった時の毒消しだそうです。
それではいただきまーす、と食べてみましたがあまり磯臭さも無く、牡蠣の味もあまりありません。
うーん、生牡蠣を食べた食感の満足感はあるのですが、味の満足感が全くありません。
今日食べた牡蠣がそうなのか、季節が悪いのか・・・大きな牡蠣は味は大きいのか。
大きな牡蠣の他、小さい生牡蠣もあるみたいなので今度はそっちを食べて比べてみます。
日式エビフライとメニューに書いてありました(150B)
紛うこと無く日本のエビフライですが、ソースはスイートチリソースが付いてきました。
10cmくらいのエビフライで、カラッと揚がっていてフライ自体は美味しいのですがソースがあまり合いません。
ウスターソースとマヨネーズ持参で機会があれば食べたい感じでした。
今日のメイン「プラー・ガポン(スズキ)のレモン蒸し」です。420Bでした。
蒸したスズキを魚の形をした鍋に入れ、マナオ汁をベースにしたスープで満たしてさらに煮込む料理です。
炭火で温められていますのでいつまでも熱々が食べられます。
スズキはとても大きく、普段夫婦が食べる小さなスズキとは比べものにならない存在感。
多少の泥臭さはありましたが肉厚でさっぱりしていてスープに良く合います。
このスープがとても美味しくて魚の身をそっちのけで嫁がスープばかり飲んでいました。
かなり大きいので2人では多すぎたのですが、勿体ないお化けが出ると怖いので残さず食べきりました。
とても美味しかったです!
ちょうど食べ終わった頃、18時頃になっていましたが店内は満席になっていました。
美味しい夕食を終え、これから本番。チケットの予約です。
プラトゥナームの支店が無いなら本家モーチットのチケット売り場で買うことにします。
まずはランナム通りの先にあるバス停から77番のバスに乗りモーチット・マイへ。
77番はモーチット・マイが終点です。
モーチット・マイに到着、セブンイレブン前がバス降り場になっています。
セブンイレブン脇の小さな通路を抜けるとモーチット・マイ(北部バスターミナル)です。
東北地方行きのチケットカウンターは3階にあります。
ここがチャンツアーのチケット売り場です。当日のチケットは113・114番カウンターで買えますが、翌日以降のチケットを購入したい場合は45・46番カウンターになります。
無事チケットを確保できました。
少しターミナルを見物して、アパートに戻ることにします。
バンコク市内へのバスは先ほどバスを降りたセブンイレブンから長距離バスターミナルとは反対に進んだところにある公共バスターミナルから乗ることが出来ます。
最初は先ほど乗ってきた77番に乗りBTSモーチット駅まで戻り、モーチットからBTSでオンヌットに戻る予定だったのですがバスターミナルを見て回るとバンコク各地に向かうバスが沢山あり、そのルートが看板に表示されていました。
バス好きの夫婦としてはルートの記載された看板は情報の宝庫です。
看板を見て回っていると536番のバスがモーチットからアヌサワリー、プラトゥナーム、そしてバンナーを通ると表示されていました。
バスには高速を利用する事を示す黄色のプレートが掲げられています。
想像するにこれは多分プラトゥナームを過ぎてから高速に乗り、バンナーで高速を降りるに違いないと思ったのでとりあえずバスに乗り込んでみました。
バス好きの夫婦ですので乗ったことの無いバスに乗るのはとてもワクワクします。
このバスがBTSバンナー駅のバス停に停まるのならバンナーからオンヌットまでBTSで戻ることが出来ます。
もしBTSバンナーに停まらないようならアヌサワリーで降りてBTSで帰ってもいいのでとりあえず車掌が来たらBTSバンナー駅に停まるかどうか聞いてみようと思い車内で待っているとしばらくして運転手と車掌がバスに戻ってきましたが、すぐにバスは走り始めてしまいました。
料金を回収しに来た車掌に「BTSバンナー駅に行きますか?」と聞くと「行くよ」との事。
運賃は一人23Bでした。
バスはやはりプラトゥナームまで走り、その先で高速道路を走りました。
面白いのは高速道路を通るバスでも満席で立ったままの人がいると言うことですね。
日本では高速道路を走るバスで立ち乗りなんて許されませんから。
事故が起きてしまった時の事なんて全く考えていないのでしょうね。
バスは高速道路を今にも壊れそうなエンジン音を響かせながらひた走り予想通りバンナーのインターから高速道路を降りました。
高速道路を降りて次のバス停がBTSバンナー駅なのですが目測を誤ったというか、高速道路を降りてすぐだったので降りそびれてしまい仕方なく次のバス停で降りようと慌てて降車ブザーを押します。
バスは停車、降りるとすぐにBTSの駅に上がる階段があったのですが、そこはすでにベーリン駅でした。
もしここも乗り過ごしていたらBTSでオンヌットに戻る目論見も破綻する所でした。
初めてのベーリン地区。駅の周辺は少し賑やかでしたが周りにはあまり高い建物も無く静かです。
空気もオンヌットより綺麗な気がしました。
ちなみにオンヌットからベーリン駅までの間は運賃が一律10Bになっていますのでお得感があります。
夜遅めだったことに加えて始発駅なのでBTS車内はガラガラでした。
プラトゥナームの支店が閉鎖されていたのは残念でしたが、そのおかげでモーチット・マイの視察も出来ましたし、知らなかったバスをまた一つ知ることが出来たので結果オーライです。