~タイ移住生活203日目~
(2014/09/28)
トイレに行こうと起き上がるとカーテンの隙間が明るくなっていた。
ほとんど眠れていないがいつの間にか朝がやって来たんだ。
カーテンの隙間から外を見ると托鉢中のお坊さんの姿。
タイらしい朝がそこにあったが、おいらは無粋にトイレに駆け込む。
ずっと横になっていたのでとても腰が痛いのでソファーでちょっと楽な姿勢をとってボーッとすることにした、しばらくそうしていると多少腰の痛みも和らいできた。
すると嫁が起きてきて体温計を差し出すので測ってみると36度ちょっと。
良かった、薬が効いたのか熱は下がったみたいだ。
でもまだ体は疲れ切っているので再度ベッドに潜り込み休むことにした。
目を覚ますとお昼近く。
腹痛と下痢は続いていたけど、お腹は空いてくるのでセブンイレブンの冷凍食品のお粥を食べた。
味は濃かったけど美味しいお粥だった。
その後もベッドで休んだり、起きたりで夜になり、夕食は何が食べられるかと嫁に聞かれた時に「おにぎり」が頭に浮かんできた。
本当はまだお粥とか柔らかい物が良いのかも知れないけど、何故か体は弱り切っているのに精神的には元気で、食欲も体の調子に反して濃厚で美味しい物を食べたい気分だった。
が、本当に食べたら絶対に体調を崩しそうだ。
だから軽くおにぎりが食べたいと嫁に言うとお米を炊いて小さな塩おにぎりを作ってくれた。それを味噌汁と一緒に食べる。
弱った体に懐かしい塩おにぎりとお味噌汁が染みました。
けど、それも間違いだったみたい。
中々胃がおにぎりを消化してくれない。
ずっと胃がもたれた状態で夜遅くには胃が痛み始めた。
結局夜中まで寝付けず、食べたものが胃から腸に流れるのを感じ始めた頃にやっと胃の痛みも治まってきた。
そしていつの間にか眠っていた。