~タイ移住生活274日目~
(2014/12/08)
唐突ですが今日はアユタヤまで行ってみようと思います。
まずは507番エアコンバスに乗ってフアラムポーン駅に向かいます。
オンヌットバス停からフアラムポーン駅までは一人15B、道路が空いていれば30分で行くことが出来ますが、今日はラマ4通りが少し混んでいましたので40分程で到着しました。
バス停はフアラムポーン駅とは大通りを挟んだ反対側ですがすぐ近くの地下鉄の駅に入れば地下を通って駅の真横に出ることが出来ます。
駅に着きましたら早速切符の購入です。
切符売り場付近には案内係の方がいますので行き先を告げると色々教えてくれます。
最初の予定では10時50分の特別特急に乗る予定でした。
特別特急の2等エアコンはアユタヤまで315Bしますが快適だそうです。
ですが10時5分発のシーサケット行き特急に間に合う時間だったので2等エアコン(245B)に乗ることにしました。ちなみに3等のエアコン無しでしたらアユタヤまで15Bです。
てれってーてー(世界の車窓からのテーマソング冒頭のつもり)
いつ来ても世界の車窓から感ある趣のある駅です。
シーサケット行き特急は10番ホームから出発しますが、まだ到着していませんでした。
駅のアナウンスでは30分程送れるとのこと、タイの鉄道は時間通りの方が珍しい位です。
列車の到着を待つ間、物売りのおばちゃんから小さな青いマンゴーを10Bで買いました。酸っぱいだろうと思ったのですが若すぎるのか青臭く全く美味しくありませんでした。
正面に止まっている列車は洗車中でした。
窓が開いてるのですがお構いなしで洗剤と水をかけてゴシゴシと洗っています。
もちろん水は車内に入り、出入り口から流れ出てきています。
ノンエアコンの車両で窓は開きっぱなしなので多少の水には問題ない様に出来ているとは思いますが、タイらしい豪快な洗車だなとおもってずっと見ていました。
アユタヤに行くことを忘れかけた頃、30分遅れで列車は到着しました。
結局10時5分発の列車は10時45分に発車しました。
今回夫婦が乗ったのは2等エアコンで、シートは革張りのリクライニングシートです。
リクライニングは結構倒れますので完全に倒すと後ろの方を押し潰しそうになります。
幸い後ろのシートは荷物置き場になっていたので深めに倒して快適に座れました。
エアコンの他に扇風機も天井に付いているのでとても快適です。
ですが車両が古いためスピードが乗るとかなり揺れます。
車掌さんが「この車両は20年前の日本製だ!」と言ってくれたので多少は安心感もありましたが、タイ国鉄では頻繁に脱線事故が起こっているので大きく揺れる度にちょっと心配になります。
ちなみに車内販売はセブンイレブンでした。
あと15分程でアユタヤに到着という頃、車内が蒸し暑くなってきました。
何とエアコンが壊れたみたいです。
途中まではエアコンが効き過ぎなくらいで、風があると余計に寒いので天井の扇風機は切られたのですが再び扇風機の出番です。と言うか扇風機に頑張ってもらうしかありません。
エアコン車両なので窓を開ける事も出来ないのでエアコンが壊れると悲惨です。
エアコンバスだと扇風機が元々無いのでもっと悲惨でした。
乗員がエアコンの操作盤を色々操作しますがエアコンは動かないままアユタヤ駅に到着してしまい我が夫婦は降りてしまいましたのでその後エアコンがどうなったかは不明です。
「エアコン料金払ってエアコン使えないってどうよ?」と嫁がボツリ。
12時ちょうど、アユタヤ駅に到着しました。
観光客が多いので、他の駅では何もアナウンスがありませんがアユタヤ到着前には車掌さんが「次はアユタヤだよ~」とアナウンスして廻っていました。
さて、アユタヤにやって来たのは嫁が鉄道に乗りたいと言ったので無難なアユタヤに来てみたのですが、何をしようか何処に行こうか全く考えていません。
駅のアユタヤ周辺地図を眺めていると観光トゥクトゥクのドライバーがさーっとやって来てセールスをはじめます。
「この遺跡は大きい」、「こことここに行くといい」と盛んにアピール。
アユタヤには何度か来た事があるのですが、まだ行った事が無い遺跡もありますし、何かと考えるのも面倒ですのでトゥクトゥクをチャーターして遺跡を巡る事にしました。
値段を聞いてみると1日(3~5時間)で1台900Bと言います。
高いと思ったので値段交渉。
途中「俺には嫁と子供が3人、母親がいるけど俺が支えているんだ」とか言ってきますが、ごく普通の生活ですね。何となく「同情するなら金をくれ!」と言う言葉を思い出しました。
出来れば500Bが希望だったのですが、700Bからなかなか下がらなかったので時間も勿体ないですし600Bで決着してトゥクトゥクに乗り込みました。
とても古くてノルタルジーなトゥクトゥクでしたが、このトゥクトゥクで世界遺産アユタヤを楽しみたいと思います。
つづく
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