~タイ移住生活302日目~
(2015/01/12)
この前チューンワッタナーにあるイミグレーションでドキドキのビザ延長をしたと思っていたのですが、気がつけばビザの有効期限が近づいてきました。
今週末にはビザが切れてしまいますので病み上がりで体調も良くありませんが今日は昨日までより元気になっていたので頑張ってビザ延長手続きに行くことにしました。
去年の内に学校にはビザ延長に必要な書類をお願いしてありましたがまだ手元にありませんので一度学校によって延長に必要な書類を受け取る必要があります。
手持ちのバーツがほとんど無くなってしまったので駅に向かう途中にある両替商で日本から持ち込んだ日本円をバーツに両替したらレートが10,000円が2,755Bでした。
円安の影響であまり良いレートではありませんね。
タイに移住した当初は10,000円で3,100Bはありましたから、何だかタイ全土の物価が1割程高くなった気分です。
両替を済ませてBTSでチッドロムに移動、学校に行きビザ延長に必要な書類を受け取るはずだったのですがまだ用意が出来なかったので、書類ができあがるのを待っていたら思ったより時間が掛かってしまい、午前中にイミグレーションに行くことは無理っぽくなってしまいました。
校長先生が「午前中はとても混むし、昼休み直後も混むから15時くらいに行けば空いてきていてスムーズだよ」と言います。他の生徒さんからの情報でそう言っているのかも知れませんが現在時刻が11時少し前ですので時間をつぶすのも大変ですし、とりあえずお昼休み終了後の13時に間に合うようにイミグレーションに向かうことにします。
まずはBTSでアヌサワリー駅へ。
今日は時間があるのでアヌサワリーから166番(総合庁舎行き)でイミグレーションに向かいます。
バスを待っていると166番のバスが2台来ましたが残念ながら赤看板なので総合庁舎には行きません。
残念に思っているとすぐに白看板の総合庁舎行きがやってきました。
166番赤看板はアヌサワリーを出るとすぐに高速道路に乗りチューンワッタナー通りに直行します。
総合庁舎ではイミグレーションのあるビルのエントランスに停まるので便利です。
運賃も一人18Bとお手頃です。
バスは順調に走り12時2分前に総合庁舎に到着しました。
イミグレーションに向かっても12時からは昼休みで13時まで閉まっています。
少しお腹も空いたので中央の広場にあった椅子に座って買ってきたパンを食べました。
広場ではOTOPの物産展が催されていました。
この手の物産展はショッピングセンターで良く催されていていつも大盛況ですね。
見るだけでも楽しいので13時まで物産展をブラブラ見て見回る事にします。
各地の名産品、食料品から雑貨、家具、宝石などのお店が県別に所狭しと出展しています。
特に食料品は美味しそうなものが沢山売られていて今すぐにでも買いたいくらいですが、ビザ延長手続き中に持ち歩くのも邪魔ですし、匂いの強いものはイミグレーション内に持ち込んだら怒られそうですからビザの延長が終わったらゆっくり買い物しよう!
それを楽しみにして緊張するビザ延長手続きを乗り切ろうと思います。
おいら、ビザ延長が終わったらガイヤーン買うんだ!
13時近くになったのでイミグレーションの入り口に行ってみると長い行列が出来ていました。
いつもそうなのですが一列の長い行列が出来ていても入り口がオープンした瞬間にドッと待っている人たちが押し寄せてしまい行列なんて先頭の方しか意味をなしません。長い両列の最後尾に並ぶだけ無駄なので適当な場所でオープンを待ちました。
13時になってイミグレーションがオープン。
やっぱりドッと人が押し寄せて行列意味なしです。
受付に行き、順番待ちのレシートをもらうと167番。
午前からの連番なので167なら早そうに思いましたが待ち人数を見るとなぜか109人待ちです。
午前中に60人程しか進んでいない模様。
午前の呼び出しは58番で終わっていました。
長期戦を覚悟しましたが、やっぱり今までに比べても全く呼び出しが進みません。
係官の人数も少ない感じで、今日は遅くなりそうな雰囲気。
ただ椅子に座ってじっと順番を待っていましたが、書類をチェックして実際の番号が呼ばれる前の準備をする呼び出しがあったのが4時間じっと待った末の17時過ぎでした。
書類を持って端のカウンターに行き書類をチェックしてもらいます。
今まではここで書類が揃っているかチェックして問題なければパスポートにビザ延長のスタンプが押されます。この後に整理券の番号が呼び出されてカウンターで手数料の支払いと写真の撮影があり、その後決定権を持つ係官との面接があります。
留学ビザの場合はこの面接時に多少のタイ語のテストを兼ねたタイ語でのちょっとした会話や質問があり、認められた場合はパスポートのビザ延長スタンプにサインをもらい延長完了となるのです。
ちなみにタイの文部省に認可されたタイ語学校に通っていれば留学ビザが発行されるのですが、この制度を悪用して比較的簡単に取得できた留学ビザで不法就労している外国人が多いそうです。
観光ビザだと60日、延長をすれば最高90日まで滞在できますが90日毎に一度タイを出国する必要があります。
留学ビザの場合は以前は留学ビザを取得すれば1年間滞在できたのですが悪用されることが多かったため、国立大学などは1年間、語学学校の場合は90日毎の延長のシステムに変更されました。
さらに去年の夏に一度のビザ取得で可能な期間延長は最高3回まで、最高360日までと規定が変更されました。
それに伴いビザ延長時のチェックも厳しくなったと聞いていたのですが前回(去年の10月)はそれ程厳しくも感じず、実際簡単にタイ語会話があったくらいですが、今回は見ているだけでも厳しい感じが漂っています。
一人一人の面接時間が非常に長く、その結果手続きの進みが遅くなっているのでした。
書類のチェックをしながらその係官がタイ語で質問をしてきます。
おいらの時は「タイ語学校に通っているのか?」や「どこから来たんだ?」と言う会話くらいでしたが、嫁を担当した係官は書類をぺらぺらめくり「ここに書いてあるタイ語を読め!」や「何でもいいからタイ語を書け!」とテストされたそうです。
書類チェックを終え、手数料の支払いを終えるとラスボスとの戦いです。
嫁が先に呼ばれて無事にサインをもらった後だったのでおいらの名字をみたラスボスは「名字が一緒だけど関係は?」とタイ語で聞いてきました。おいらは素直に「おいらの嫁ですだ」と答えると「どこに住んでいるんだ?」と聞くので「オンヌットです」と答えると「スクンビット通りのどこだ?」と聞かれ、「ソイ○○にあるアパートです」と答えると「学校のない日は何している?」と矢継ぎ早に質問してきます。
書類チェックの係官のタイ語はとても濁っていて聞き取るのが大変でしたが、その人に比べると優しい口調でゆっくりハッキリしたタイ語を話してくれるので落ち着いて聞くことが出来ましたが結構焦りました。
最終的にはサインを頂きましたが、スタンプは60日後の日付・・・
これは90日間の延長は認められず、60日間の延長になったと言うことです。
気がついたのがパスポートを返してもらった後なので理由も聞きませんでしたが、ちらっと見えた周りの方のパスポートにも60日後の日付が多かったです。やっぱり厳しくなっているのか、90日の延長が60日の延長に変更になったのかもしれません。
(良く思い出してみるとドキュメントチェックの段階でパスポートに延長のスタンプが押されるのですが、その時点で日付のスタンプも押されていてその後に質問やテストがあったので、その結果で延長期間が変わることは無いと思うのでもしかしたら60日間に変更になったのかも知れません)
それでも60日間の延長が出来ただけでも良かったです。
嫁の前に手続きしていた中国人は「延長は認めない。留学ビザを取り直してこい!」と断られていました。
おいらの近くで係官と話していた中国人もかなりチェックされて大変そうでした。
ラスボスの面接まで行かずに帰って行く姿を見かけるので延長が認められない申請者も多かったみたいです。
とりあえずビザ延長手続きが終わり時計を見ると18時20分過ぎ・・・
我が夫婦の番号は160番台でしたが、200番台の番号を持っている人もいたのですがあの人達の手続きが終わるのは一体何時頃になるんだろう。イミグレーションの皆様、残業お疲れ様です。
遅くなってしまったので広場の物産展も閉店ガラガラでした。
あ゛ー、今日の心の拠り所がぁぁぁ・・・
ガックリ肩を落としてバス乗り場になっているエントランスに向かいます。
すでに総合庁舎で働いている人たちの帰宅ラッシュも終わったのか閑散としていました。
ここで疑問が浮かんできました、果たしてアヌサワリー行きのバスはまだ運行しているだろうか?
多く方がバイクタクシーに乗って帰って行きます。
バスを待っている感じの人も若干いるのですが、66番のバスが時々やって来ると皆さんそれに乗っていきます。
30分くらいじっと待った頃、166番黄色看板エアコンバスがエントランスに入ってきました。
よかった、まだバス走ってた。
時間的にバスも混んでいなかったのでシートにも座ることが出来たのですが昨日までの体調不良、今日の疲れ、そして安心感・・・すぐに寝てしまったようで気がつけばアヌサワリー直前でした。
なんとかアヌサワリーに到着、時計を見ると19時55分、長い長い一日でした。
夕飯がまだなのでどうしようかと思ったのですが、オンヌットに戻ってしまうと20時30分を超えますし、お店もあまりありません。アヌサワリーなら多くのお店がありますし、何はともあれお腹はペコペコなのですぐ近くにあったビルのやよい軒の看板に吸い寄せられる様に入店。
おいらは豚焼肉定食。
嫁は坦々鍋を注文して食べました。
病み上がりなのでガッツリ食べられるかわかりませんでしたがペロリと食べきることが出来ました。
嫁が食べた坦々鍋ですがスープはちょっと辛いですが味は悪くなかったです。
エビの天ぷらはかなりガッチリした衣でどちらかと言えばフリッターでした。
食事を終え、BTSアヌサワリー駅からBTSに乗りオンヌットへ。
アパートに到着したのは22時を少し過ぎた頃でした。
今日、アパートを出る時にはまさかこんな長丁場になるとは全く想像できませんでした。
それにしてもガイヤーンが買えなかったのが今日の心残りです。

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今現在ですが、EDビザの延長は、全ての人が60日のようです。
noxさんへ
そうなんですか。学校側でも把握していないみたいで60日だと伝えると「何故?」って感じでした。
去年、EDビザの延長が3回までに規制されたので初回90日+60日+60日+60日で、270日が最高になるのでしょうか?
観光ビザ以下の待遇・・・
こんばんは、お久しぶりです。
長時間の奮戦お疲れ様でした。
学校の皆さんが言ってたように3時頃にしてたら大変な時間になってましたね。
しかし、留学ビザ厳しいですね。
それもたった60日の延長とか・・・
タイって長期滞在者は不要なんでしょうか?
なんだかタイ政府の方針がよく判らないですね。
とも◎さんへ
ありがとうございます。まさかの長期戦でドッと疲れてしまいました。
校長先生の言葉を鵜呑みにして3時に行っていたら・・・
タイ政府としても長期旅行者は欲しいけど、留学ビザは不法就労の温床だったみたいで厳しくなったみたいです。
ニュースで2月に1年間有効なマルチ観光ビザが出来るという事ですが、留学ビザは観光ビザ以下の待遇です。
全く不可解です。
こんにちは
最近の軍事政権の評判が在タイ者に悪い理由が
この記事でよく分かりました。
短期旅行者の私なんか 今日のビザ更新なんて無縁ですからね
でも国別に中国人には甘いのかとも邪念がありましたが
そうでもないようで 少し救われました。
また 奥様の書類チェック審査が厳しかったようですが
これは係員の個人差でしょうか? それとも男尊女卑的な要素でしょうかね・・・
タクさん こんにちは ダラダラ嫁です。
ルールが厳しくなるのはまじめに守っている人にはなかなか辛いですねー。
私が面談したドキュメントチェックの係員は女性でテストが大変厳しく、ラストの大ボスは男性でまったく質問なしでした。
特に男尊女卑でもなく、係員の差かな、と思います。
わたしの番号の直前の中国人の若者男性はタイ語がペラペラで
「なんでEDビザが必要なの?」って思うくらいでした。
すると、案の定女性係員は厳しく「延長は認められない」とつっぱねていました。
若者は大変困った顔を紅潮させながら一生懸命笑顔をつくり何度も懇願してきましたが
係員はまったく無視をしてわたしのチェックに取りかかったのですごすごと帰って行きました。
わたしも持参した学校書類の中から一文を読むことを指示され、ひとつ文章を書くことを求められ焦りました。
読めたのですが、後から思えば読めない方が「もうちょっと勉強する?」ってなったのか不明ですが
ひとまず60日もらえたので良しとします。
たいへん心臓に悪い作業には間違いありませんね。
タイに移住前よりブログ時々拝見させてもらっています。
以下はブログ主さんの1−2週間後1月下旬に私がEDビザを延長しに行った時の体験談です。
結果から言うと私は今回で2回目の延長で90日頂けましたが私の周囲の方々も60日、30日、1週間など個人の過去の国籍、滞在歴、年齢、性別を総合的に係官のその日の気分で決めているような印象がありました。
一人目の係官(小柄で笑顔の可愛い優しそうなタイ人顏の中年女性<〜でも審査時は厳しかった)の書類チェック
及び面接が滞在期間延長の日数に非常に重要になっています。書類審査後に申請書に小さく係官のコメント(タイ語会話、読み書き可/不可等)が書かれていて申請料支払い後にそれを最終的に3番目の責任者が見るだけ?のチョイ確認をするからです。因みに、自分の場合は書類審査後に90日後のスタンプがパスポート及び申請書の端に既に押してあり、責任者がサインするだけの状態になっていました。
以下、今回の
件に全く関係はありませんが居住証明についてチェンマイ、パタヤの情報はインターネットの個人ブログ等に豊富に出てますがバンコクの場合、全然なかったのでもしブログ主さまに有益になればと思いこの機会にここに書かせていただきます。
運転免許新規/更新申請用の居住証明バンコクのイミグレでもNoN-Immビザ保持者に限り(観光ビザは不可)をJ2カウンターにて200B(申請はイミグレ出頭で証書の返送は郵送書留にて返信の為要3週間)にて出して頂けました。大使館よりも安いですしビザ延長のついでに機会があれば利用されて見られてはいかがでしょう。
色々と申請した日や場所、担当官などなどによってコロコロ見解や審査結果が違ってきますがこれからもお互い頑張って行きましょう!!!
Tachoさん、コメント頂きありがとうございます。
EDビザに関わらず、最近はビザの延長が大変厳しくなってきているようですね。
>私の周囲の方々も60日、30日、1週間など個人の過去の国籍、滞在歴、年齢、性別を総合的に係官のその日の気分で決めているような印象がありました。
その日の気分で延長期間を決められるのは嫌ですね。
多分嫁を担当したのはその女性係官と同じ方だと思いますが、とても厳しくチェックされたようです。
おいらを担当した男性係官は書類チェックをした後にすでに60日のスタンプを押しており、何を基準に60日の延長を決めたのか理解できません。
ネット上の情報ではパタヤのイミグレーションだと15日延長(1,900Bの支払い)の後、再度延長手続きで+75日の延長(さらに1,900Bの支払い)と、イミグレーション毎に対応が違うそうですね。
居住証明の情報ありがとうございました。
おいらが運転免許を手続きした時にはバンコクのイミグレーションでは発行していないと言われたので仕方なく大使館で発行してもらいました。
イミグレーションでの手続きはホントにコロコロ変わるので面倒ですが、これからも色々挑戦しながらタイでの生活を楽しんでいきたいと思っています。
ありがとうございました。