~タイ移住生活436日目・其の弐~

(2015/05/26)

発熱、喉の痛み、咳、関節の痛み。

どう考えても軽い風邪ではなさそうなのでサミティベート病院で診察を受けた所、39.7度の高熱の上、インフルエンザの疑いがあるとの事でしたので医師の勧めで入院することになりました。

診察を終え、車椅子に乗せられ案内された病室は個室でホテルの一室みたいです。

ですが、今はそれを楽しむ余裕もありません。

ベットに横になり、看護婦さんが持ってきてくれた部屋着に着替えますと「お腹は空いていないか?」と看護婦さんが聞聞いてきました。朝はスイカしか食べていませんのでお腹は空いています。

食べられるかどうか分かりませんが「お粥を下さい」とお願いしました。

嫁はホテルの様な病室の色んな場所を確認しては「バスルームにアメニティがある!」とか「ちゃんと給湯ポットがあってコーヒー、あっ○○の紅茶もあるよ」となんかちょっと嬉しそうです。

昨日の嫁の事がありますので元気になってくれたみたいで嬉しいです。

暫くしてお粥がやって来ましたが、しっかりした味の「カオトム・ガイ」でした。

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なんかこう、塩味だけの薄いお粥を思い描いていたので食べられるか心配でしたが、意外に食べる事が出来ました。多分入院する事により安心したのか気が少し楽になっていたのでしょう。

少しお粥を食べて眠りにつきました。

ですがずっと点滴をしているので寝返りも出来ませんし、熱があるので汗も沢山かきます。

1時間に1回くらい起きてはまた眠りを繰り返しました。

そうしている間に夕食の時間になったようで夕食が運ばれてきました。

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食事は一応事前に「タイ・アメリカン・日本食・中華」のどれが希望か聞かれましたので無難に「日本食」をお願いしてあったのですが、まさかのビーフステーキ。

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くず肉を寄せ集めて作ったようなみたからに合成肉のステーキ、味は塩胡椒と醤油っぽ感じ。

熱で味覚が鈍っていることを考慮してもはっきり言って美味しくありません。

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ステーキにもブロッコリーとニンジン、カリフラワー。

サラダにもブロッコリーとニンジン、カリフラワー。

塩味だけのお粥、そして味噌汁。これが辛うじて病院食っぽい。

全く甘みの無い梨とブドウジュース。これが今日の夕食。

高熱で寝込んでいる人に提供する食事じゃ無いですが体力も必要ですから出来るだけ食べました。

おいらが寝ている間に先生から嫁に「インフルエンザA型」に感染していることが告げられたそうです。

気になっていた嫁は「血液検査の結果鉄分が非常に少なく、極度の貧血から来る目眩と吐き気」だったそうです。

気にしていた脳の病気では無かったみたいで一安心できました。

入院開始からずっと打っていた点滴が無くなり、やっと楽になるかと思ったら新しい点滴を持ってきた看護婦さんの姿を見てガッカリ。交換のため点滴のチューブを外すのでその間にトイレとシャワーを済ませました。

汗を沢山かいていたのでスッキリしました。

新しい部屋着に着替え、新しい点滴が始まります。

日本とは違って点滴は手の甲にするのが邪魔くさいですね。

夕食の頃には一旦熱も下がっていて体は楽になっていたのでテレビを付けてみました。

チャンネルは沢山ありますがほとんどタイ語の放送なので仕方なく久しぶりにNHKをみましたが演歌の歌謡番組だったので特に面白くも無く、テレビの電源を落とし瞼を閉じました。

 

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