~タイ移住生活470日目・其の壱~
(2015/06/30)
昨日タイでは雨不足だと書いたのですが、昨日も雨が降りませんでした。
去年はこの時期夕方になるとスコールが降っていて、タイ語学校の帰り道バスの車窓から外を眺めては「歩いている時じゃ無くて良かった」なんて思ったものです。
時々バスを降りる直前に降り始め、ダッシュでアパートに戻ったりしていました。
そう考えると今年は今のところ雨降りが少ないのですが、しばらくすると毎日降ったりするのかも知れません。
お出かけの時に雨が降ると傘もほとんど役に立ちませんから雨は降らない方がいいのですが、農家の方達にとっては雨が降らないと農作物も育ちません。
「恵みの雨」ですから雨が降らないのは死活問題です。
北部プレー県ノンムアンカイの村では、畑や田んぼに雨を呼ぼうと雨乞いの儀式が行われたというニュースを読みました。
その雨乞いの儀式は、籠に入れたネコを神輿のように担ぎながら歌って踊って練り歩いて雨が降ることを祈りながらネコに水をかけ続けるそうです。
ですが、ネコを強い日差しの下に長時間晒し続けることと、水をかける行為が動物虐待法に触れるということで、今年はネコの代わりにある物を籠に入れて儀式が行われたそうなのですが、そのある物とは・・・
なんと「ドラえもん」のぬいぐるみをネコに見立てたそうです。
なんともシュールな感じです。中に入っているドラえもんのぬいぐるみもなんだか微妙で、デザインが少し狂っているような気がしますので多分タイに多く出回っている偽物ぬいぐるみでしょう。
タイでもドラえもんは大人気のアニメなので、これも残酷な感じを受けるタイ人も多いと思います。
と久しぶりの時事ネタを書いてみました。
ただし、この日記が公開されるのはかなり後になる予定なので時事ネタにもなりませんが。
閑話休題、先日イミグレーションに行った時にこんなパンフレットを入手しました。
イミグレーションのある総合庁舎ビルの中央にはとても広いスペースがありまして、そこでは時々物産展などのイベントが開催されています。そのイベントスペースで6月29日~7月3日までの間、OTOP(One Tambon One Product:タイの一村一品コンセプト)の物産展が行われるそうです。
会場マップをイベントスペース全体を使うようで見ると細かくブースが設定されいています。かなり大規模なOTOP物産展みたいなのでこれは是非行ってみたいと思いました。
歌謡ショーもあるみたいです。何となく場末感を覚えるのはおいらだけでしょうか?
と言う事でオンヌットから38番のバスでアヌサワリへ行き、アヌサワリーから166番のバスで総合庁舎に向かう、いつものイミグレーション詣でと同じ方法で総合庁舎にやって来ました。
思った通りとても大規模な物産展でした。
中央付近ではタイ各地で収穫される旬の野菜や果物が販売されていました。
どれも農家さん達自慢の商品が持ち込まれていますのでとても新鮮で美味しそうです。
時期的にノイナー(釈迦頭)やドリアン、ネジレフサマメ(サトー)がありました。
小さなブースは地域、県ごとに割り振られています。
南部のブースに行くとフルーツ、北部のブースに行くと工芸品やタイシルク。
県名を読みながら歩くだけでタイのどの地方でどんな産業が盛んなのか知る事が出来ます。
お昼過ぎから行ったので食品ブースも空いていました。
通路の両側に美味しそうな料理が並び、とてもいい匂いで満ちています。
我が夫婦の大好物「チャー・キアオ・イェン」を購入。ビッグサイズで40Bです。
カップに注ぐ前に後ろのポスターにあるように高い所から勢いよくチャー・キアオを注ぎ空気を混入させるのでミルク分は滑らかになり、フワッとした感触になります。
無形OTOP商品みたいな感じなのかな?
緑茶の風味と苦みがしっかりしていて、そしてフワリとして美味しいチャー・キアオでした。
タイ人が大好きなガイヤーンやヤムのお店が多かったです。
おぉ、これはおいらの大好物パートンコー。
とても美味しそうです 。
そこで1箱買ってみました。
ツイスト状のパートンコー1個、丸形のパートンコー1個が入ったセットで50Bでした。
クリームはサンカヤークリーム(パンダンリーフの香りがついたタイのカスタードクリーム)を選びました。おいらはこのサンカヤークリームが大好きなのです。
うーん、思ったより量が多かったかな。
ツイスト状のパートンコーはねじれている分カリッとした部分が多くてサクサクしており、丸形のパートンコーは中のふんわり感が楽しめる様になっています。違いは形だけでは無いんですね。
サンカヤークリームも甘みは控えめですがパンダンリーフの香りがとても強く、今までに食べたサンカヤークリームの中では最も好みの味かも知れません。
パートンコーを食べた後は再び物産展をブラブラ。
タイ北部のブースには竹を使った商品が多かったです。
嫁は特に竹細工などの素朴な製品が大好きなのですが、タイの竹製品は素朴な物からとても細かく竹を編み込んだ芸術品とも呼べる製品まで色々あります。最も芸術品とも呼べる様な竹細工製品はお値段も相当お高いので我が夫婦にはおいそれと買う事も出来ません。
可愛い竹細工のトイレットペーパーケース。
手前のラクダっぽい竹の椅子とか、後ろの竹製ランプとかもう欲しくてたまりません。
こんな素朴な竹製のシートも萌え萌えします。お値段はそんなに高くありませんが、アパートには似合いませんし、いつかこの写真を参考にして自分で作ってみたいですね。
お茶屋さん。ここで目をひいたのはこの違い棚。超格好いい!
シーコンスクエアの家具屋さんに売っているのを見たことがありますがかなり高かったです。
でも日本で買う事を考えたらかなり格安なんですよね。
お茶を観ずに棚ばかり観て退散しました。お茶屋さんごめんなさい。
(つづく)
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