~タイ移住生活470日目・其の弐~
(2015/06/30)
イミグレーションのあるチェーンワッタナの総合庁舎イベントスペースにて6月29日~7月3日までの間に行われたOTOP(One Tambon One Product:タイの一村一品コンセプト)物産展に行ってきました。
物産展ですがOTOPの商品はタイ各地の産業製品の中でも特に選りすぐった製品ですので見て回るだけでもとても勉強になります。興味深い商品や展示が多いのです。
小さなブースは地域、県ごとに割り振られています。
南部のブースに行くとフルーツ、北部のブースに行くと工芸品やタイシルク。
県名を読みながら歩くだけでタイのどの地方でどんな産業が盛んなのか知る事が出来ます。
タイの伝統的な産業と言えばやっぱりタイシルクです。
タイシルクを展示するブースには沢山の繭玉が展示されていて、桑の葉もありました。
中央の籠の中には・・・
お蚕さんです。生きているお蚕さんは久しぶりにみました。
小学生の時に養蚕の勉強としてお蚕さんを育てて繭玉から絹糸を紡ぐまでを経験しました。
こちらは細かく砕いた桑の葉かと思いましたら
生まれたばかりのとても小さなお蚕さん。こんなに小さいのですね。
繭玉を茹でて細い絹の糸を抜きだし、何本かまとめて糸にする様子も実演されていました。
なかなかこんな場面を実際に観る事は出来ません。
植物も売られていました。小さなバナナの鉢植えや、多肉植物の鉢植えが可愛かったです。
バナナの苗と成長、こうして育てられたバナナが美味しいお菓子になりますという展示。
そう言えばバナナの中に種がある事がありますが、あの種を植えてバナナを育てているかと思っていたのですが、バナナの茎の部分で新芽が伸びてくる部分を分割して植えていると知りました。
物産展ですがこうして社会科見学の様に楽しむ事も出来ます。
その他タイ米の稲が展示されていたり、工芸品を作る様子の実演など本当に興味深いイベントでした。
タイの産業、伝統工芸に興味のある方は是非一度OTOP物産展を訪れてみて下さい。
今回の物産展で購入した物は、竹製の籠(180B)、い草の折りたたみシート(180B)です。
嫁が石鹸が欲しいと言うのでシルクプロテイン配合の石鹸(100B)を買ってあげました。
嫁はおいらが興味を示していた包丁のミニチュアキーボルダー(50B)を買ってくれました。
タイの屋台でよく使われている大きな包丁のミニチュアです。
刃物のミニチュアは身につけていると風水的に「魔除け」になります。
買い物、食べ物、飲物、そして社会科見学と楽しめたOTOP物産展でした。
帰りも総合庁舎から166番(ノンエアコン)に乗ってアヌサワリーに戻りました。
日中は薄曇りで日差しは強くありませんでしたが、日が傾いてきたら日差しも強くなり強烈な日差しがバスの窓から差し込んできます。ノンエアコンバスですから窓ガラスも空いたままですので直射日光です。
走行中舞い込んでくる風も熱風、結構辛い帰り道になりました。
アヌサワリーに到着してスカイウォークを歩きますがここのスカイウォークには屋根もありませんからかなり暑くて暑くて、BTSアヌサワリー駅の手前にあるショッピングセンターに入りました。
そしてSWENSEN’Sでアイスクリームを食べました。
エアコンの効いた店内で食べる冷たくて甘いアイスクリームは格別です。
さてアパートに戻ろうとバスターミナルに出てみるといいタイミングで38番(エアコン)がやって来たので飛び乗りましてオンヌットに戻ってきました。
夕食は物産展の時に嫁が「今日の夕食にカップヌードルを食べよう」と言ったので、日本から持ってきたカップヌードルを食べる事にします。
荷物を減らすためにカップタイプでは無くリフィルタイプを持ってきたのでいつものお皿で作りました。
おいらは普通のカップヌードル。かなり久しぶりに食べますが、エビも大きいし、卵はふっくらして甘い、肉は評判の悪かったコロチャーでは無く昔ながらの肉団子でした。
いつから変わったのかわからない程久しぶりのカップヌードルはとても美味しかったです。
嫁はシーフードヌードルを食べていました。このシーフードヌードルはフィリピンでは大人気みたいですね。タイ人も好きかな。カニカマボコが入っている所がタイ人向けって感じですね。
日本からフィリピンに向かう日本人がカップヌードルのシーフードを箱ごと持っている姿を空港で見る事が出来ると聞いた事があるのですがどんな光景か一度観てみたいものです。
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