~タイ移住生活317日目~
(2015/01/27)
今日はムアンボーラン(古代都市公園)に行きます。
ムアンボーランはバンコクのお隣、サムットプラカーン県にあるタイ国全土の文化遺産を一同に集め、実物大で再現しているという128万平方mの野外博物館です。愛知県にあるリトルワールドみたいな感じですね。たぶん。
前から興味があったのですが中々行く機会が無く、今回嫁が仲良くしているタイ人女性グループのムアンボーラン観光にご一緒させて頂くことになりました。
朝9時30分、待ち合わせのBTSベーリン駅にやって来ました。
ベーリン駅はBTSスクンビット線の終点です。
まだ駅前が開発途中で高い建物もあまりありません。
あっ、あのピンク色の花は!
この前もみた桜っぽい花です。後でタイ人女性に聞いたのですが「タイの桜」と言われました。
結局正式な名前を知ることは出来ませんでした。
ベーリン駅のバス停で待ち合わせをしたのですが約束の時間になっても誰も来ません。
20分くらい待ってやっと合流できました。タイ時間ですね。
まずはベーリン駅から少しバンナー駅の方に戻り、最初の大きめのソイに入ります。
センターポイントと言う建物がある向かい側に大きめの駐車場があります。
そこからムアンボーラン行きの無料シャトルバスが毎日10:00、11:00、13:30に出発しています。
ムアンボーラン公式サイト
http://www.ancientcitygroup.net/ancientsiam/muangboranen/how-to-visit/
今日はこの無料シャトルバスに乗ってムアンボーランに向かうのですが、実はまだ参加者(Tさん)が一人来ていないみたいです。
最初2人と聞いていたのですが一人増え、Bさん、Tさん、Nさんの3人とご一緒させて頂くことになりました。
Tさんを待ちますが、あと10分でバスは発車してしまいます。
Bさんは一生懸命電話をしたりしてソワソワしています。
そして発車時間ギリギリなった時、余裕の表情で歩いてくるTさんの姿が!
「あー、わりーわりー」って感じでした。
無料シャトルバスですが、思った以上に立派なバスでした。
車内も立派でゆったりしたシートでした。
バスは時間通りにベーリンを出発、スクンビット通りを走って行きます。
ムアンボーランに行く前に、エラワンミュージアムに停車しました。ムアンボーランとエラワンミュージアムは経営が同じ会社でこの無料シャトルバスはベーリン~エラワンミュージアム~ムアンボーランを結んで運行されているそうです。
20分間停車するとのことでしたのでエラワンミュージアムを見学。
大きな象の像が見えます。ホアヒンに向かう高速道路を走っている時に見たことがあります。
園内には美しい庭園があって心が和みます。
海、川、湖、池、水辺はいいですね。
先ほどの大きな像の近くまでやって来ました。
エラワンミュージアムはこんな感じになっていてメインの建物の上に大きなエラワン象(三頭の神象)の像が乗った形になっています。メインの博物館内は神殿になっているそうですが、今回はムアンボーランがメインですし、あまり興味が無いのでパス。
結構入館料が高いそうです。
Nさんがお勧めしてくれたグレープジュースを飲んでみました。
小さめのペットボトルに入って1本25B。
あまり甘くありませんが、ブドウの風味と酸味が清々しく美味しいジュースでした。
さて、そろそろバスの出発時間ですので全員集合しようと周りを見渡してみると庭園の横にあるレストランでTさんとNさんが美味しそうにクイッティアオを食べていました。どうやら食べ始めたばかりみたいです。
「えっ、バス出ちゃうよ・・・」、嫁がそう言うと「マイペンライ」と頼もしい返答が。
レストランの傘を支えている象さんが可愛かったですが、バスの出発が気になって仕方ありません。
二人がクイッティアオを食べ終わり、ゆっくりして休憩してからバスに向かうとバスはちゃんとそこで待っていました。どうやら20分停車は我が夫婦の聞き間違いみたいです。夫婦揃って間違えるなんて、やっぱり早いタイ語は聞き取るのが難しいです。
再びバスに乗り、20分くらい走ってムアンボーランに到着しました。
まずはチケット購入。タイ人は大人350B、外国人は大人700Bです。タイでは良くある二重価格です。
タイの運転免許を提示したらタイ人価格でチケットを購入することが出来ました。
ムアンボーランはとても広く歩いて回るのは大変なのでチケットには自転車のレンタル料が含まれています。
自転車の他にも電動カート(1時間300B、要タイ運転免許)やツアートラム(無料)があります。
当初の予定では4人だったので園内は電動カートで回る予定でしたが、カートは4人乗りなので5人では借りられませんので今後の観光はタイ人の皆さんにお任せすることにします。
チケット売り場の方にお願いして、昼食が食べられる水上マーケットまで電動カートで送ってもらいました。
タイの古い町並みが再現されていてこの時点で萌え萌えします。
園内の池を囲むように水上マーケットがありましたが、平日だったのでかなり閑散としています。
日本の駄菓子屋っぽいお店が多くて外国人なのに懐かしさを感じます。
この日は社会見学で来ていたのでしょうか、タイの中学生がとても多かったです。
みんな自転車を借り、縦横無尽に走り回っていました。
男の子達は木で作られた剣を振り回して自転車に乗っていたのですが・・・
お店に売っていました。日本でも修学旅行などで何故か木刀を買ったりしますが万国共通なんですね。
昔のタイってこんな感じだったのかな?
あまり綺麗な池ではありませんでしたが、魚もちゃんといました。
嫁が落ちている変な果実を発見。
思いっきりへしゃげてしまった柿みたいな果実でした。
嫁はツボにはいってしまったのかケラケラ笑っていました。
池の畔に建っていたお寺でお参り。今まであまりきちんと理解できていなかったタイのお寺での正しいお参り方法をみっちり教えてもらいました。こういう時、タイ人の方と一緒だと色々勉強になります。
船のフルーツ売りもいました。休日だともっと沢山の船屋台も出ていると思います。
タイ式の建物ですがクリスチャンの教会だそうです。
外見からは天井が低く感じましたが中に入ってみると広々としています。
タイ様式なのにキリスト様、こんな融合も素敵ですね。
水浴び場だそうです。この池の水で水浴びはちょっと遠慮しておきたいです。
水上マーケット周辺を一通り見学して昼食となりました。
レストランとかあると思っていたのですが、どうやらちゃんとしたレストランは無いみたいでこの水上マーケットがレストラン代わりみたいです。が、小さなお店と船のお店があるくらいなので食べられるものも限られます。
タイ人の皆さんはクイッティアオで良いそうなので我が夫婦もクイッティアオにします。
水上マーケットらしく、船の上で作るクイッティアオ。
「おばちゃん、美味しく作ってね」
池に面した涼しいスペースで食べられるようです。
クイッティアオ・ガイ(40B)です。味はちょっと甘めですが観光地のラーメンだと考えるとまぁまぁ美味しいです。鶏肉がよく煮込まれていて柔らかく美味しかったです。
食べている途中、もやもやと疑問が・・・TさんとNさんはエラワンミュージアムでクイッティアオを食べたのですが、今も目の前で美味しそうにクイッティアオを食べています。
「またクイッティアオでいいの?」と聞いてみましたら「さきはナムサイ(透明スープ)、今度はナムコン(濃い目の味付きスープ)だから違うよ」との事です。スープと具が違えば違う料理って考えでいいのかな?
おいらはナムコンのスープも結構美味しくて好きです。
スープを一生懸命飲んでいたら向かいに座ってクイッティアオを食べていた中学生の靴が視界から消えたように感じました。
どうやら隙間から池に落ちてしまったのでしょう。次の瞬間、隙間から池にプカプカ浮かぶ靴を確認。
タイの女子中学生にこれを伝えるだけの能力も勇気もありませんでしたので、タイ人の皆さんに伝えてもらいました。
まだ綺麗な靴でしたがお気の毒です。幸い日差しが強い日だったので干しておいたらすぐに乾くでしょう。
食事の後はやっぱりデザートが食べたいのでみんなでココナッツミルク・アイスクリーム(20B)を買いました。
タイのアイスクリームはカップとコーン、そしてパンを選ぶことが出来ます。
嫁はパンを選びました。
食べていると溶けたアイスクリームがパンに染みこんでいき、そのパンを食べるのも美味しいですよ。
園内ツアーのトラムは13時に水上マーケット入り口付近から出発しますのでそこに向かいます。
ガイドさんと巡る、ムアンボーラン観光のスタートです。
つづく
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