~タイ移住生活460日目・其の弐~
(2015/06/20)
フルーツの美味しい季節になりました。
そこでラヨーンにあるフルーツ園「スパットラーランド」に今年も行く事にしました。
エカマイ・バスターミナルからロット・トゥーに乗りラヨーンへ、ラヨーン・バスターミナルでタクシー(ソンテウ)をチャーターしてスパットラーランドに到着です。
今年も食べるぞ美味しいドリアン、そして季節のフルーツ!
去年は天候が悪くてランブータンがありませんでしたから今年こそ食べたいです。
まずはチケット売り場でチケットを購入します。
ネットの情報ではタイ人は200B、外国人は400Bと書いてありましたが300Bでした。
チケットはとても質素なチケットです。
右側のチケットはウェルカムドリンクの引換券ですのでチケット売り場前方にあるウェルカムドリンクコーナーで引き替える事が出来ます。本日のドリンクも前回同様ロンガンジュースでした。
このロンガンジュースですがタイ人の方は好きなようでバンコクでも飲んでいる方を見かけますが、我が夫婦の感想は「甘ったるいだけで美味しく無い」と思っています。
それではフルーツ園ツアーに参加します。
園内はこのようなトラムに乗って回ります。
マイクを持ってアナウンスしている係員にチケットを渡すと番号を書いた札と交換してくれます。
これがトラムに乗る整理券です。
番号が呼ばれるのを待って呼ばれたらトラムへ。
全員乗ったらツアーのスタートです。
まずは前回行けなかったランブータン園です。
大きな木に真っ赤になったランブータンがたわわに実っています。
長い柄の先にハサミの付いた「高枝切りバサミ」でランブータンを収穫する体験も出来ます。
テントの下に取れたてのランブータンが置いてあり自由に食べる事も出来ますので1個食べてみました。
バンコクで売られているランブータンに比べると色が良く、モジャモジャの毛も綺麗な緑色、一目見て新鮮なのが分かります。皮も爪で切り込みを入れようとすると弾力があるのでパキッと割れます。
果実は飴色、一口食べると口の中に果汁が広がって、その果汁の甘い事、甘い事。
ランブータンってこんなに甘くてみずみずしいのだなあ。
バンコクで売られているランブータンも甘くてみずみずしいけどレベルが違いすぎました。
ランブータン畑の先にフルーツ食べ放題のコーナーがあるのですが、ここからフルーツ食べ放題のコーナーまでは徒歩で進む事も出来ます。池があって緑が多くて散歩するにはよい景色です。
木から垂れ下がる・・・これなんと言うんだろ。幻想的な感じが好きです。
鮮やかな赤い花、美しい緑、象さん形をした植木。
日差しが少し強くて暑かったですがいい感じです。
お待ちかねフルーツ食べ放題のコーナーです。
まずはドリアン、ドリアンです。ドリアンが山積みになっていました。
早速ひとついただきましょう。目の前でこうしてカットしてくれます。
でかい!こんな立派なドリアン、BIG-Cで買ったら一体いくらするんだろう。
これだけでも入園料はペイできます。
ちなみにおいらは「モントーン種」を食べました。色は薄い黄色、匂いが少なくて外国人には食べやすいから人気があるのですが、甘みは強めですが風味はいまいちな種類です。
嫁は「チャニー種」をもらっていました。色は濃い黄色、匂いはキツいのですが甘みは超強めで風味も良いです。個人的にはこのチャニー種の方がドリアンとしては好きです。
大きなドリアンを食べたらそれだけでお腹が膨れてしまいました。
次は各種フルーツが食べ放題のコーナーへ。
スパットラーランドで採れた新鮮なフルーツが並んでいます。
サラ、おいらはあまり好きじゃ無いです。
ロンガン、これもあまり好きじゃ無いです。
マンゴスチン、これは大好き。色は薄いですが
割ってみると真っ白な果実、食べるととてもジューシーで甘くて美味しいです。
これはグラトーンと言う果物です。何処から何処までが皮か分かりません。
中央部はとてもネットリしていて甘くて美味しいのですがグミみたいで噛んでも噛んでも噛みきれません。
きっと何処かの段階で諦めて飲み込むのでしょうけど、味が無くなった時点で捨てました。
パイナップルやパパイヤ、ドラゴンフルーツはカットされて並べられています。
マンゴーはお願いするとカットしてくれます。
とても甘くて風味のよいマンゴーでした。
と、色々なフルーツを食べていたらもう食べられない程お腹いっぱいになってしまいました。
最後にもう1回ドリアンを食べようと思っていたのに無理です。
いや、まだ少しだけ胃袋には余裕がありますが、この先を考えると少し空けておかないと・・・
食べ放題コーナーには水も用意されています。
食べ放題コーナーの近くにはドリアンの木が沢山植えられていてこんな感じで大きなドリアンが実っているのを見る事が出来ます。皆さん記念撮影していました。
フルーツ食べ放題コーナーからは再びトラムに乗って園内を回ります。
この先は各フルーツが実っている様子をトラムから見学出来ます。
運転手さんがタイ語ですが色々と説明してくれるのですが、今回の運転手さんはとてもすちゃらかDJ風。
このトラムだけノリノリのタイミュージックが流れ、運転するお兄ちゃんは果物の説明をしつつ笑いを盛り込んでくるので、タイ人客の皆さんとっても楽しそう。
挙げ句の果てに先行するトラムに追いついて煽る始末です。
なかなかアメイジングなトラムに乗り合わせたものです。
ドリアン、マンゴスチン、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、ゴムの木などがあり、道路をはさんだ向かい側の敷地に入るとぶどう園や野菜を育てるハウスなどがあります。
その先には野菜サラダとソムタム食べ放題ゾーンがあります。
ここではスパットラーランドで収穫されたオーガニック野菜のサラダと、ソムタムが食べられます。
まずは野菜サラダ。レタスとムラサキキャベツしかありませんが新鮮でシャキシャキしていてとても美味しいです。スーパーで買ったレタスはちょっとエグさがありますがここのは全くありません。
ドレッシングをつけずに食べても野菜の甘みを感じられて本当に美味しいです。
こんな野菜が毎日食べられたら幸せだろうな。
ソムタムコーナーでは目の前で1皿1皿ソムタムを作ってくれます。
辛さは指定出来ますが、唐辛子1本でもかなり辛いのでご注意。
このパパイヤもスパットラーランドで採れたのでしょうか。新鮮で歯ごたえが鮮烈です。
フルーツ食べ放題で胃袋の空き容量を残しておいたのはこのソムタムの為です。
今日スパットラーランドにやって来た目的の半分はドリアン、もう半分はこのソムタムです。
こんなソムタムが毎日食べられたら幸せだろうな。
1皿ペロリと食べた後、もう1皿食べました。もちろんサラダもね。
前回は美味しいブドウがサービスされたのですが、今回はロンガンでした。
残念ながらロンガンはあまり好きじゃ無いので食べませんでしたが、周りのタイ人をみるとやっぱり食べていませんでした。ロンガンは比較的安い果物ですから出来れば美味しい物を沢山食べたいですからね。
美味しいソムタムとサラダを食べた後は再びトラムに乗って進みます。
次は最後のスポット、養蜂所です。
スパットラーランドでは養蜂も行っています。
なんじゃこりゃ?
ここではスパットラーランドで養蜂して採れた蜂蜜の販売をしています。遠心分離機で蜂の巣から蜂蜜を分離する実演やその蜂蜜のテイスティング、本物の蜂蜜を見分ける方法のレクチャーが行われていました。
瓶入りの蜂蜜は1本300Bです。その他大きなボトル入り、花粉の販売もしています。
蜂蜜はとても美味しいのですが少し香りが薄く好みじゃ無かったので買いませんでしたが、このまま食べるのでは無くて蜂蜜レモンジュースなど溶かして使うんだったら合いそうな蜂蜜です。
再びトラムに乗り込んだらこのスパットラーランドツアーも終了です。
スパットラーランドのエントランスに戻ってきました。
約2時間30分、美味しいフルーツやソムタムを沢山食べて大満足です。
トラムを降りてお土産物屋を見ていたら夫婦の帰りを待ってくれていたソンテウのおじさんがやって来ました。
お 土産物屋にあった得体の知らない黒い物体が何だろうと見ていたら「これはドリアン羊羹だ、甘くて美味しいぞ」とか「トイレはこっちの方が綺麗で空いてい る」と隠れたトイレを教えてくれたりとても親切で優しいおじさんです。最初の印象で変なおじさんと思っちゃってごめんね、ごめんねー。
再びソンテウに乗りバスターミナルまで20分、やっぱり帰りもソンテウの出せる最高速度だと思えるスピードで走るは、遅い車が前にいると煽って抜かすわとまるで絶叫アトラクション。
無事にラヨーンのバスターミナルに到着しました。
「帰りはどうするんだ、バンコクか? アヌサワリー行きもモーチット、エカマイもあるぞ」
と言いながらロット・トゥーのチケット売り場まで案内してくれました。
エカマイ行きのチケットを買い、ロット・トゥーでエカマイに戻ってきました。
(つづく)
にほんブログ村