こんにちは、旦那です。もうタイに移住してきて18日目となりました。
今朝は暑さで嫁が朝方に目が覚めたようですが扇風機をつけたおかげで、おいらは朝までぐっすり眠る事が出来ました。ありがとう、忍者ハタリ君(扇風機の名前です)
朝8時頃に起床、今日の予定はやっとアパートの契約書が完成したのでカシコン銀行に口座開設のリベンジに行きたいと思います。
しかし何度も撃沈しているので、用意周到にまずは必須書類の「パスポート」、そして「アパートの契約書」、念のために「国際免許証」、さらに大使館に行って「在留届済証明書」を発行してもらい戦いに備えようと嫁と綿密なブリーフィングを行い、ブリーフィングが長引いた為、アパートを出たのがすでに11時・・・
大使館の受付時間に間に合いそうにありません。
とりあえずBTSでサラデーン駅まで行き、その時点で11時45分。
日本大使館はルンピニー公園の近くにあるので、まじめに向かうならBTSでアソーク駅へ、そこから地下鉄でルンピニー駅に行くのが早いのでしょうが、ここサラデーンからでも地下鉄1駅です。
最初から間に合わないと思っているので直接サラデーン駅にやって来たのです。
こうなれば在留届済証明書なしで戦いに挑む事にします。
シーロムのカシコン銀行まで再びやって来ました。
受付機のお姉さんに「プート・バンチー(通帳作りに来た)」というと、いつものように順番待ちのレシートをくれます。他のカシコン銀行ですとここで「ワークパーミットはありますか?」と聞かれる所、このシーロム支店はとりあえず担当デスクまではたどり着けるので安心できません。
まあ、結果を先に書きますと撃沈しました。
担当のお兄さんも頑張ってくれましたがやはりワークパーミットが無いと基本的には外国人は口座を作れず、最終的にカシコン銀行の日本語スタッフに電話を取り次いでくれて話を聞きましたが、留学ビザで滞在する場合は「通学先の学校の在籍証明書」と「有効なビザ」があれば作れる事になりました。
通学先の学校の在籍証明書はお金を前払いしているので書いてもらえると思いますが、留学ビザ自体は現在申請中なのでビザの切り替えが終わってからの口座開設は出来ると思います。
今度は日本語スタッフのいるスクンビット33支店に行った方が早そうだ・・・
とまぁ、今日も銀行口座も作れず。
でも諦めて帰るおいらではありません。
何度も銀行を訪れていて少々図太くなったのでしょう。
カシコン銀行シーロム支店の目の前にはバンコク銀行本店があります。
いざ、バンコク銀行本店へ!
中に入るとさすが本店です。広い、とにかく広い、どこに行けばいいのかもわからないのでおとなしくインフォメーションカウンターで「口座を作りたい!」と伝えましたら、エスカレーターの所をまっすぐだと教えてくれました。
指さされた方向に向かうと奥の方に確かにスタンディングでは無く、椅子と個別のカウンターがあるいかにも口座を作ってくれそうなスペース、だがそこにたどり着く前に立ちはだかる強敵の姿を発見し冷や汗がダラーリダラリと滑り落ちてくる、そんな気持ちになったのです。
そうです、整理券発行マシンと今までの銀行とは違い、百戦錬磨を戦い抜いてきたような風格のある年配の男性行員が受付をしていたのです。
これは勝てない・・・
男性の前に行き「プートバンチー」と伝えます。
この瞬間、男性は少し険しい表情を見せます。
来るのか・・・最強の呪文「ワークパーミットハアリマスカ?」
男性の口が開きます。
「ジャパニーズ?」
ちょっと拍子抜けしたので返答が遅れてしまった。
「ジャパニーズ?チャイニーズ?」
ジャパニーズだと答えると男性は優しい顔で「ジャパニーズ」と言い返し、日本語サービスと書かれた整理券を手渡してくれた。本当に優しい笑顔でもみ手をしながら「どうぞ、どうぞ、そちらです」って感じで奧のスペースを案内してくれた。
それでも安心は出来ない。
彼は案内係なのだ、彼の仕事はここまで、今後の事については彼の領域では無い、待合室で座って待とうと思った瞬間、番号が呼ばれた。さっきまで食事休憩の札が出ていたカウンターが突然再会したのだ。
そのカウンターの担当は若いお姉さん。「どうぞ」と日本語で対応してくれた。そうだ日本語サービスなんだから会話も日本語だ!ちょっと安心したがさっきのカシコンも電話では日本語だった。
「口座を作りたいのですが!」
と真剣なまなざしで訴えた。
お姉さん「パスポートと国際免許証は持ってますか?」
「あります!」といいながらカバンからパスポートと国際免許証を出した。
お姉さん「お二人ですね、お待ちください」
と申込用紙のような書類を2通ずつ用意して「こちら開設書類、こちら個人情報、こちら見本です」と日本語の説明が書かれた見本のラミネートを渡すと、パスポートと国際免許証をもってどこかに消えていった・・・
もしかして作れるの?
ここで素直に喜べないのはここがタイだからだ。
日本だと確定しないと事は進まない事が多いが、タイでは不確定でも事は進んでしまう。
あとでテヘペロと覆る事もよくある事だ。
書類を書き込んでいるとお姉さんが戻って来て机の上に置いたのは新しい通帳2通、キャッシュカード2枚。
今日なんだかいけそうな気がする~!
書類を書く、サインの場所を指定されサインをする。
お姉さん「今日はいくら預金しますか?最低は500バーツ、キャッシュカードの手数料は300バーツです」
お金を渡し、通帳に記帳してもらい、キャッシュカードの暗証番号を打ち込み、確認のためもう一度暗唱版を打ち込む、口座手数料の説明を受け、夫婦は通帳とキャッシュカードを手に入れた。
戦いは終わった。作りたかったカシコン銀行では無かったがとりあえず銀行口座を作る事には成功したのだ。
勝因は一応用意した国際免許証でした。
まさか国際免許証ってかっこいいし作っておきたい!と嫁が言ったので作ってみた国際免許証がこんな形で役に立つとは・・・
めでたし、めでたし、、、
アパートに戻ってから調べてみるとバンコク銀行の本店ではパスポートと国際運転免許証(または大使館発行の運転免許証抜粋証明)、タイでの住所があれば口座開設は可能との事でした。
ちなみにインターネットバンキングはビザなしでは使えないそうで、ビザ取得後に改めて手続きが必要、1日の引き出し限度額もビザの有り無しで上限が変わるそうで、この辺りの規制で不正利用を防いでいるため外国人でも比較的簡単に作る事が出来るようにしているのかもしれない。
とりあえず無事に口座は開設出来ましたので今晩は祝杯になりそうです。
今までアドバイス頂いた方、ブログを見て頑張れと応援してくれていた方、ありがとうございました。
でも、ここまで頑張ったので是非ビザ取得後カシコン銀行の口座開設も完了したいと思います。
我が夫婦の戦いはこれからだ!
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