~タイ移住生活461日目~
(2015/06/21)
先日チェンマイ動物園に行ったのですが、バンコクにも動物園があります。
つい、いつでも行けると思い、なかなか行く機会がありませんでした。しかしネットで調べていたらおいらの大好きな動物がいることに気が付き、嫁も行きたいと言うので早速行ってみることにしました。
まずはオンヌットからBTSでアヌサワリー駅に行き、アヌサワリーからは515番エアコンバスで動物園へ。
運賃は11Bでした。
線路を越え、王様の住むチットラダー宮殿を越えた所で降りる準備をして降車ブザーを押すと動物園最寄りのバス停で降りる事が出来ます。
動物園はタイ語で「スワン・サット」ですが、ドゥシット動物園は地元の方からは「カオ・ディン」と呼ばれているそうで、バス停に到着した時にも車掌さんがカオ・ディンと言っていました。
動物園のゲートを少し過ぎた辺りにバス停がありますので少し戻るとゲートがあります。
入場料は一人100Bでした。
チケット売り場にはタイ語で大人100B、英語では大人150Bと書いてあります。
外国人観光客は高くなる。タイでは良くある二重価格なのですがタイ語で話しかけてチケットを買えばタイ人価格でチケットを売ってくれるようです(そう書いてあるブログもありました)
今回免許証の提示はしていないので免許証の提示で割引があるかはわかりません。
さて動物を楽しみますか! バンコク市内の施設なのでもっとこぢんまりしていると思っていたのですが園内案内図を見るかぎり思ったより広いみたいです。ルンピニー公園くらいの広さはありそうです。
まずは園内に入って右手にあった階段を上ってみます。
キリンがいました。チェンマイ動物園ではキリンに餌をあげられましたがここは無いみたいです。
更に通路と階段が続いていたので進んでみます。
ここはなんと動物園のゲートの上でした。空中通路になっています。
更に進むと猿コーナーです。日本モンキーパークを思い出します。
タイのお猿さんは毛の色が綺麗ですね。
沢山のお猿さんがいましたが暑かったのでみんなぐったりしていました。
さらに進みますと大きな虎のモニュメントがありました。
虎を探せ!
正解はここ!
この辺りはネコ科の大型動物ゾーンになっていましたが、暑いのか餌を食べてお腹いっぱいなのかどの動物も寝ていました。もっと涼しい時期に来ないと楽しめないかも。
どんどん進むと蛇のモニュメント。この辺りは爬虫類ゾーンになっているのですが展示されてるのは通路の下みたいなのですが下に降りる階段がありません。とりあえず通り過ぎる事にします。
どんどん進んで階段を降りたらそこはカバのコーナーでした。
カバも水中で爆睡中。こうやって鼻をふさいで寝るんですね。
隣では餌やり体験が行われていたので嫁がカバにキャベツをあげていました。近くで見るカバの皮膚はとても艶々していて、てっきりサイの様なゴツゴツした皮膚を思い描いていたのでビックリしました。
カバの隣には熊牧場、いえ熊コーナーがありました。
大きなクマがいました。クマは暑さに強いのか活発に動いていました。
そして次は今日のメインイベント!
それはマレーグマ。おいらはマレーグマが大好きでチェンマイ動物園でもずっと見ていました。
今回もドゥシット動物園にマレーグマがいると知ってすぐにやって来ました。
それではおいらの大好きなマレーグマを堪能したいと思います。
このぶちゃいくな顔、奇妙な動き、これこそマレーグマです。
マレーグマだけで写真は20枚、ビデオ撮影30分です。
ビデオを撮っているとちょうどいいタイミングで餌の時間になり、個人的には貴重なマレーグマの食事シーンを見る事が出来ました。餌はバナナ、係員さんが投げようとするとこうやってキャッチしようと立ち上がります。
マレーグマはあまり目が良くないのでバナナをキャッチするのもちょっとへたくそ。必死にキャッチしようとするのですがおもわず目をつぶってしまう姿がとても可愛かったです。
ちなみにマレーグマゾーンの周りを囲んでいる堀の中に巨大な魚を発見。どうも「ピラルク」みたいです。日本では水族館で綺麗な水槽に入れられていますがタイではお堀の魚なんですね。
マレーグマをしっかり堪能して大満足のドゥシット動物園でした。
バスで気軽に来れますし、イミグレーションに行くより断然近いですので、また会いたくなったらドゥシット動物園に来ようと思います。
いいえ、まだまだ動物園を楽しみます。
マレーグマを堪能した後少し歩くと水色の派手な建物がありました。
看板には「MARINE MONSTERS」と書かれています。
海の怪物? 見世物小屋的な物かな? サメ?
早速入ろうとしたら別料金10Bでした。10Bなら全然入っちゃいます。
小さなサメがウヨウヨいました。これがマリーンモンスターか!ガッカリ。
入り口の所で釣り竿を借りてこの水槽に糸を垂らす事が出来るみたいで学生さんが魚の切り身を水槽に垂らしていました。ワラワラとサメが襲ってくるのかと思いきやサメ達は全くの無反応。何処かのエビの釣り堀のエビより無反応で自由奔放に泳ぎまくっています。どこがモンスターやねん。
学生さん達も冷ややかな反応。
その他エイや古代魚などが展示されていました。
ちょっとした水族館です。
ガッカリして「MARINE MONSTERS」の小屋を出ましたが、小屋の横にいたバクがとても可愛かったです。
バクも初めて見ましたがこんなに可愛い動物なんですね。
さてこの先は結構広くどう見て回ればいいのか検討も付きません。
ふと見ると少し先に園内トラムの乗り場がありましたのでとりあえずトラムで回る事にしました。
トラムのチケットを購入。大人一人25Bで、乗った場所から1周出来るみたいです。
それではトラムに乗ってレッツゴー!
トラムにはテレビモニターが付いていて現在走っている付近の動物の説明が流れます。面白かったのは突然ママー(タイのインスタントラーメン)のCMが流れたので外を見るとママーのお店がありました。
トラムは池の周囲をぐるっと回るようです。
次の停車駅で降りると鳥類ゾーンでした。
オオハシなどの南国の鳥が沢山いました。
クジャクはいつ見ても美しい。
何もいない檻かと思ったら天井に沢山のコウモリがいました。
ん?コウモリって鳥類か?
再びトラムに乗り次のゾーンへ。
そこにはフードコートがありました。
以前ドゥシット動物園の情報を調べた時に「ドゥシット動物園にはKFCくらいしか食べる所が無い」と書いてあったので覚悟していたのですがフードコートもあるみたいです。
お腹も少し減っていましたしフードコートで昼食にすることにしました。
とても綺麗なフードコートでした。エアコンも効いていてサバイ、サバイ。
動物園の中のオアシスです。
窓際は庭園に面していてそこにはペリカンやフラミンゴ、クジャクが飼われています。
でも鳥類って結構怖い顔をしているのでそれを見ながら食事をするのは苦手です。
おいらはカナー・ムー・クロープ(45B)を食べました。味は普通です。
嫁はクイッティアオ(40B)こちらも普通の味です。
日本ですとこういう施設にあるレストランは値段も高くて味は悪いのが基本ですが、ここは値段も普通で味も普通で良かったです。タイは食事ではなかなか外さないですね~。
再びトラムで移動。
ペンギン館、エアコン完備だと思ったらとても暑かった。
ペンギンさんはエアコン完備。だけどなんかちょっとションボリしたペンギン館でした。
アシカショーもあるみたいです。24時間表記なのにAM・PMも書いてある謎の時刻。
あぁ、バンコクにコアラいるんだ!
愛知県にある東山動物園にもコアラはいますが並んで見ると聞きました。コアラはこの前チェンマイ動物園で初めて見たのですがこんなに近くにもいたとは。しかもガラガラです。
しかも結構近くで見れました。チェンマイでも木の上で寝ていましたがコアラは夜行性なのかな?
コアラ館の先に象もいました。
近いと嫁が怖がるので程よい距離で眺められますがやっぱり象は大きくて格好いいですね。
動物園博物館という建物がありました。
中はエアコンが効いていて快適なので社会科見学に来ていると思われる学生さん達に占拠されていていました。
動物の進化の歴史とか、骨格標本などが展示されていましたが特に興味を惹くものは無かったです。
再びトラムに乗って回ります。ちょうど池の最南端に来ました。
パンが売られていましたが多分魚の餌でしょうね。
ナマズの餌やりは楽しいのですがトラムに乗っているので通過です。
動物園の入り口近くまで戻ってきました。
ヤギコーナー、みんな餌をもらっていますが一匹だけ一生懸命逃げだそうとしています。
水族館、というか水槽が並べられているだけの魚類コーナー。
ナマズやアロワナ、熱帯魚がいましたが展示が適当なので熱帯魚屋さん以下の展示でした。
小さな猿の展示コーナーはマーモセット達がとても可愛かったです。
金網越しなのでマーモセットの小さな指も近くで見ることが出来て、人間とほぼ同じ手の作り、とても小さな爪があって指紋もありました。こんなに小さくても人間にとても近いんだと実感。
タイ人の子供が金網越しにコーラをストローで飲ませていました。コーラには砂糖も多いしカフェインも大量に含まれていますからこんな小さな動物にとっては毒にもなりかねません。そんな事しては駄目だよ・・・
嫁がラクダを相当怖がっていました。ラクダは興奮すると唾液を飛ばしてきますから。しかもかなり大きいしゴツゴツしています。でも怖がっている嫁を見るのは楽しいです。
トラムに乗ると動物園の入り口まで戻ってきましたが、トラムは乗った場所から1周なのでもう少し乗ることが出来ますので、行きそびれた爬虫類のコーナーに行ってみたいと思います。
爬虫類ゾーン。
まずはワニゾーンです。
どのワニも気持ちよさそうに水の中で寝ていて何だか地味。
次は亀ゾーン。
一生懸命パックブンを食べる亀が可愛かったです。
トッケー、結構大きいね。おいらはトッケーが大好きで、トッケーの鳴き声が聞こえると嬉しくなります。ですがまだ夜じゃ無いから鳴きませんね。一度鳴いている所を見てみたいと思っています。
爬虫類ゾーンを抜けるとそこはお土産屋さんでした。
日本の動物園だったらその動物園のグッズが沢山売られていますがここにはそんなもはほとんど無く、何処でも売っているようなおもちゃやお菓子が売られているだけでした。
日本にもよくある観光地の記念メダル販売機、タイにもありました。
1個20B、タイの記念メダルは日本の様な円形のメダルでは無く少し反った楕円のメダルみたいです。
円形メダルだったら興味があるのですがこれはちょっと要らないです。
動物園内の運河、緑は美しいけど水はやっぱり汚くて匂います。
さて、これで大体見て回れたと思います。
締めにもう一度マレーグマを見に行きました。やっぱり癒やされます。
20分位マレーグマを眺めてから帰ることにしました。
帰りは動物園のゲート前にある横断歩道を渡った所にバス停があります。
そこから108番エアコンバスに乗りました。
このバス停を通る全てのバスがアヌサワリーを経由するので多分どのバスに乗っても構いません。
アヌサワリー駅まで一人13B。515番は11Bだったのに同じ距離で2Bも高いのですが、どうやら乗った108番エアコンバスは一律13Bのバスだったようで車内にもそう書いた張り紙が貼ってありました。
ノンエアコンでも距離制運賃があればエアコンでも一律料金制運賃もある。
まだまだ知らない運賃ルールのバスが存在しています。
ちょうどいいタイミングで38番エアコンバスがやって来たのでそれに乗ってオンヌットに戻ることにしました。
運賃は一人15Bです。
夕食は日本米を炊いて、残っていた「いなりちらし寿司」を作って食べました。
お寿司の時はお吸い物が合うのですが無いのでインスタント味噌汁。
温かいお味噌汁を飲むと心がホッとしますね。
いやー、今日は楽しかったです。
マレーグマだけで無く、色んな動物を近い距離で見ることが出来て大満足のドゥシット動物園でした。
ここならバスで気軽に来れますし、マレーグマに会いたくなったらドゥシット動物園に来ようと思います。
マレーグマ最高!
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