今日も朝7時過ぎに起床。
日本に住んでいた時はシングルベッドで夫婦二人で狭っ苦しく寝ていましたが、バンコクのアパートにはキングサイズのベッドが置いてあり広々と眠る事が出来るのはいいのですが、現時点ではマットの上に薄いカバーをして寝てるだけなので寝心地が固い。
朝起きると体が痛いのはきっとマットが固いからに違いないと思うのだが、マットの上に敷くパッドを何とかしないと気持ちよく眠れないだろう。
睡眠環境が悪いのは良くない。
おいらの持論だけど、自分と地面の間にくる物には出来るだけ良い物を使った方が全てが良い方向になると思っている。
ベッドはもちろん、靴・椅子の事だ。
靴は自分の全体重を最低限の面積で支えるのだからそれなりに良い靴を履けば歩いても疲れない、椅子もちょっと不自然な格好で腰掛ける物なのだから座った時の姿勢が適切であれば長時間座っていても疲れない。
サイズの合わない靴を履いたり、座った時の姿勢が悪い椅子に座っていたら体のどこかに支障が出るって言う物です。
これ、長年座骨神経痛に悩まされたおいらの経験です。
どうでもよさげな持論を展開しましたが、朝7時過ぎに起床、窓の外からは大音量のラジオが聞こえてきますが、我が家にはラジオどころかテレビもありませんのでちょうどいい朝のBGMです。
ニュースらしき物も聞こえてきますが、残念ながら何を言っているのかさっぱりわからないのでとりあえず気分だけですが。
8時になりラジオからタイ国家が流れてきます。
パソコンでネットを見ていましたが、起立して国家を口ずさみます。
タイに住んでいるんだからそこはタイに倣います。
まだ寝ていた嫁を起こし、昼まではブログを書いたりとまぁいつもの午前中です。
12時過ぎ、やっと動く気になったのでお出かけする事にしました。
今日の予定はタイ語学校に行き、まだ完了していなかった入学申し込みとビザ申請の手続きを完了させる事。
バス停まで歩き、バス停でエアコンバスを待つのですが、全く来る気配がありません。
元々待つ事が嫌いなおいらです、5分待てばイラ、10分待てば激イラ、15分待てば激イラプンプン丸です。
こんな展開、少し前にあったような・・・もう辛抱ならんと、遠くを見るとノンエアコン25番がやって来ます。
嫁はノンエアコンが苦手なのですが、それでいいと言ってくれたのでそのノンエアコンに乗る事にしたのですがやって来たのは無料のバス。
タイ政府の政策でバンコクのノンエアコンバスには時々無料のバスがあり、タイ人で無くてもそのバスに乗れば無料なのです。
無料バスのフロントガラスには青い帯に白文字で「国民の税金により無料」と書いてあるそうです。
無料バスだったので、ちょっとラッキーと思ったのですが、走り出して数分後、違和感を感じたのです。
いつもならスクンビット通りを直進するのに、BTSプラカノン駅を過ぎた当たりで左折してラーマ4世通りに入りました。
もう頭の中に?が一杯。
そして最初のバス停に停車、車掌がバスを降り、運転手もバスを降ります。乗客はバスに乗ったまま、何やら話しています。
この展開、おいらは経験があります。
運転手はトイレに行ったのです。
タイのバス運転手は乗客を置いてトイレに立ち寄る事があります。
ひどい時には食事に出かけて20分くらい戻ってこない事もあるくらい、日常的な事なのですが初めての経験だった嫁はなんか微妙な顔をしながらも「タイって面白いね」なんて言っています。
10分くらいでしょうか、まず車掌が戻ってきて、それから運転手が戻ってきて、何事も無かったようにバスは走り出したのです。
この時おいらはバスの運転手がトイレに行くため、ドライブインが隣接しているこのバス停に寄るための回り道で、再びスクンビット通りに戻り正規のルートを走ると思い込んでいたのですが、ラマ4通りを右折し細い道を走りエカマイの交差点で再び右折した時にはどっと汗が噴き出したのを覚えています。
バスは今来た方向に戻り始めたのです。
オンヌットから乗り、再びオンヌット方面に走り出したのですから焦ります。
折り返して最初に止まるエカマイのバス停では乗客が一斉に降り始めました。
なんだか嫌な感じがするので我が夫婦も飛び降ります。
無料バスなのでなんの躊躇もいりません!
降りるとバスはスクンビット通りをオンヌット方面に走り去っていきました。
あれは何だったんだろう?
時々途中で折り返すバスがあると聞いてはいたので多分そのバスかと思いましたが、だったらフロントガラスの所に赤だったか黄色だったかの看板が出ているはずなんですが、そんな物はありませんでしたし、今でも謎のままです。
とりあえず反対車線に渡り、再びバスを待っていると今度は48番エアコンがやって来たのでそれに飛び乗りました。
バスの待ち時間、運転手のトイレ休憩、乗り換えでもう1時間くらい消費してしまいました。
バンコクのバス、中々奧が深いです。