~タイ移住生活164日目~
日本での滞在を終え、タイに戻ります。
前の晩に友人にセントレア(中部国際空港)にある東横イン・オレンジサイドまで送ってもらいました。重いスーツケースが3個もあったので助かりました。
最近、タイ行きの飛行機に乗る時はセントレアの東横インに前泊する事にしています。
タイ航空は11時の出発ですが、チェックイン開始は2時間30分前なので9時位に空港に到着しようと思うと、ラッシュで一番混む時間帯に名鉄に乗る必要があります。
今回の様に荷物が多いと大変ですが、空港内のホテルに泊まっていればホテルから空港までの移動はシャトルバスですし、空港ビルに着けばカートが使用できます。
時間的にも肉体的にも楽なのです。
夕食は送ってくれた友人2人と一緒に空港内にある矢場とんで食べました。
日本に住んでいた時には何度もこのメンバーで食事をしましたが、またしばらく一緒に食事する機会も無いと思うといつもながらちょっと寂しい感じがします。
おいらはロースの味噌カツを食べました。
9月にはバンコクに矢場とんが進出してくるそうですが、同じ味が楽しめるかはわからないので食べておきたいと思いました。味噌カツは中部のソウルフードです。
嫁は味噌串カツ5本を食べていました。
友人達は矢場とん名物の「わらじトンカツ」を食べていました。
わらじの様に大きいのですが、肉は薄めです。わらじトンカツの場合は味噌とソースの半々が選べるのですが、その味噌もソースも別に持って来てもらう事も出来ますので好みに合わせて楽しむ事が出来ます。
このわらじトンカツもタイデビューするのかな?
夕食を終えてホテルまで戻り、友人達とお別れしました。
宿泊したのは東横インの一番安くて一番狭いダブルベッドルームですが、小柄な夫婦には十分な広さです。ベッドも悪くないし、むしろアパートのベッドより寝心地がいいかも知れません。
バスタブに湯を張って最後の湯船を楽しみました。
日付が変わる頃、念には念を入れてiPhoneのアラームを4個ほどセットして眠ました。
iPhoneのアラームが鳴り響きます。
朝6時頃起きて身支度をして朝食を食べに向かいます。
東横インでは無料で朝食を食べる事が出来ます。
飲み物はコーヒーとオレンジジュース、時にアップルジュースもあります。
パンは冷凍の生地ですが、ホテルのオーブンで焼いた焼きたてのパンを食べる事が出来ます。バターロール、クロワッサン、白パン等、日によって違いますが焼きたてなので結構美味しいです。マーガリンといちごジャムがあります。
サラダ、ソーセージ、マカロニサラダ、スクランブルエッグ等のおかずが少々。
正直言って大した物はありませんが、朝食としては十分でしょう。
ちなみにホテルによって洋食の朝食だったり、和食だったりします。
セントレアの東横インはカウンターを挟んで左側がグリーンサイド、右側がオレンジサイドと呼ばれており、グリーンサイドは団体客専用になっているそうです。朝食はグリーンサイド側が和食、オレンジサイド側が洋食になっていますが、行き来可能なので和食と朝食両方食べる事も可能です。
個人的に便利な東横インですが、中国人観光客の宿泊が多いので朝食時のマナー等、少し嫌な思いをする事も多々あります。もう少し静かに滞在して欲しいですね。
朝食後、部屋に戻り出発の準備をして、ホテルをチェックアウト。
ホテルから空港までは基本的に20分間隔で無料シャトルバスが運行されていますのでそれに乗って空港ビルまで向かいます。
9時過ぎに空港ビルに到着しました。
タイ航空のチェックインカウンターで荷物を計量してもらうとスーツケース3個で60Kgオーバーしていました。何かと詰め込みすぎです。チェックインを終え、手荷物検査、出国手続きを終えてスターアライアンスのラウンジに向かいました。
今日乗るTG645便が見えます。
朝のスターアライアンスラウンジは大混雑で座れる場所を探すのが大変でした。
朝食は食べているので飲み物を飲みながら、ネットに接続してニュース等を読みながら搭乗時刻を待ちます。
搭乗時刻になり19番ゲートに向かうとすでに搭乗が始まっていました。
いつもタイ航空に乗る時には搭乗時刻になっても来ない人や、スーツケースの中に禁止されている物を入れていてカウンター橫でチェックされる方などがいてドアクローズが遅れる事が多いのですが、今日はほぼ満席状態だったのにスムーズに搭乗が終わったようです。
定刻通りに離陸しました。
窓の外を見ると遠くに富士山が見えます。晴れていて雲が少ないとみる事が出来ます。また日本にいつか帰ってきますが、タイでの生活も頑張ります。どうぞお見守り下さいと手を合わせておきました。
さて、今日の機内食です。
「ベジタリアンミール(乳製品使用可)」を予約しておきました。ベジタリアンミールでは「乳製品使用不可」と「乳製品使用可」が選べます。以前、「乳製品使用不可」を選んだ事があったので今回は「乳製品使用可」を選んでみましたが、その時と全く同じメニューでした。
「乳製品使用可」なのにバターが付いていません・・・
マカロニトマトソースと温野菜。椎茸だらけでしたが美味しかったです。
グリーンとホワイトのアスパラガス、オリーブのサラダ。
デザートはグレープゼリーでした。
機内食は以前と同じメニューでしたが、楽しみなのは着陸前のアイスクリームです。
以前は「乳製品使用不可」だったのでアイスクリームはもらえずに代わりに「バナナ1本」でした。今回は「乳製品使用可」なのでアイスクリームが出る事でしょう。
甘かったです。バナナ1本提供されました。
結論、「乳製品使用可」と「乳製品使用不可」の区別は無い。
定刻より早くスワンナプーム空港に到着しました。
セントレアからスワンナプームに付いた時はバス移動が多かったのですが久しぶりにボーディングブリッジで直接建物に入りました。本当に久しぶりです。
さて、イミグレーションでの入国手続きです。
旅行の時はノービザ入国なのですが、今回は留学ビザ、それも延長手続きしたビザにリエントリーパーミットを付けての入国なので少し緊張します。
万が一間違いがあればビザがおじゃんになってしまいます。
嫁が先に窓口で手続きしましたが、係官が難しい顔をしています。何度も何度もパスポートを見て、そして嫁に何か言っています。嫌な感じです。
嫁が何か青い顔をしながら係官と話していますが、しばらくして嫁が「カオジャイカー(理解しました)」と言うのを聞いてちょっと安心しました。
結局は入国カードのビザ番号を書き間違えだったみたいで、入国カードには一番最初に交付されたEDビザの番号を書いていました。このビザが延長されていると思ったのですが、最初にもらったEDビザの番号があって、その後滞在を延長した時に違う番号が発行されています。
更にリエントリーパーミットにも番号が書かれているのですが、リエントリーパーミットで入国する際はリエントリーパーミットの番号を入国カードのビザ番号欄に記入するそうです。
慌てて並びながら番号を書き換えて提出した所、何事も無く10月滞在期限までのスタンプが押されました。ちょっと真剣にビビリました。
荷物を受け取り、税関のグリーンゾーン(課税なし)を涼しい顔で通り抜けようとしましたが、流石に大きなスーツケース3個では通り抜けさせてもらえずX線検査を受けるように言われました。思いスーツケースをカートから降ろし、X線でチェックされましたが何も言われず、またカートに荷物を戻してタクシーカウンターに向かいました。
運良くワゴンタイプのタクシーに当たったので荷物も余裕でトランクに乗りました。
運転も丁寧で、荷物の積み卸しもきちんとしてくれる運転手さんでした。いつもこんな運転手だったら嬉しいのですね。アパートまではメーター運賃が209B、空港サーチャージ50B、高速道路が25Bと30Bでした。
久しぶりのタイの我が家。
ドアの鍵を開け部屋に入り、見慣れた風景を見た瞬間「やっぱり我が家が一番や!」と思いました。そう、もうすでにおいらの我が家はこのアパートの部屋なんです。
少し休憩してからスーツケースを片付けると、タイに戻ってきて最初の夕食の時間です。
まずは屋台でソムタムタイ(40B)を買いました。
食べ慣れたいつものお姉さんの屋台です。
ガイヤーン・ハーダオでガイヤーンを半身(70B)購入。
嫁の興味を惹いた屋台の焼きトウモロコシ(15B)も1本購入。
醤油ベースの味ですが、ほんのりバター風味がします。後で調べたらタイの焼きトウモロコシはマーガリンを塗ってから焼く事もあると知りました。
ソムタムとガイヤーンとトウモロコシ、いつもの有り触れた夕飯。
一気にタイに戻ってきたと実感しました。
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