~タイ移住生活437日目~
(2015/05/27)
インフルエンザで高熱を出し、トンローのサミティベート病院に入院しました。
結構遅い時間でも看護婦さんが検温、血圧測定をしに病室にやって来てます。
熱は薬と注射で下がってきていますがまだ38度ちょっとあるようでした。
夜中はあまり眠れず1時間置きに目が覚める感じで朝を迎えました。
朝の検温、血圧測定が終わった時に朝食が運ばれてきました。
スクランブルエッグと肉豆腐、味噌汁、パパイヤ、固いご飯でした。
メニューには日本語で「甘い卵焼き」と書いてあったので日本風の卵焼き、またはだし巻き卵を期待していたのですがとても甘いスクランブルエッグでした。
こちらは肉豆腐と書いてあったのですが、豆腐と豚ミンチ入りだし汁でした。
ただ出汁の風味は良かったので美味しいと言えば美味しかったです。
味噌汁は豆腐とわかめ、ネギが入っていました。
味噌は合わせ、でも塩分が結構濃かったです。
ご飯は日本米またはお粥を期待したのですが、タイ米でした。
タイ米の臭さがあってごつごつしていてほとんど食べる事が出来ませんでした。
朝食後の検温で37度以下まで熱は下がってきていたので体は随分楽になっていました。
点滴を交換するタイミングでまた熱いシャワーを浴びてスッキリ。
ついでに点滴用の針が指してある部分がテープで痒いし、手が自由に動かせなくて辛いと看護婦さんにお願いしたら「点滴をやめてもいいか先生に聞いてきます」と言うので、点滴が外れるのを期待しましたが次にやって来た看護婦さんはテキパキとテープを低刺激のテープに交換しただけで戻っていきました。
まだ点滴は続くみたいです。
昼少し前、昼食が運ばれてきました。
鍋風のものと、カニカマ入りのサラダ、メロンとパパイヤが昼食でした。
鶏団子入りすき焼き風うどん。とメニューに書いてあったのですが、うどんではなく「糸こんにゃく」でした。すき焼き風でもなく、薄い醤油味のスープで不味くはありませんが美味しくもありません。
カニカマ、ポテト、ニンジンのサラダ。
ポテトサラダとしてはマヨネーズ味で今までに出た食事の中では一番美味しかったです。
朝食と同じ味のパパイヤと、全く味の無いメロンでした。
昼食を終えた頃、先生が回診にやって来ました。
熱はすっかり下がり36度台になっていましたし、先生の診断ではもう大丈夫とのこと。
「もう1日入院しますか?それとも家に帰りますか?」
と聞かれましたが、聞かれましてもおいらには判断できませんよ?
「食事は美味しかったですか?」と聞かれたので正直に「マイ・アロイ(美味しく無い)」と答えると興味深そうに昼食の残りを覗き込んで「うーん、そうでしょうね」と言います。
先生の目にもあの昼食は美味しそうには見えなかったのでしょう、「この後の検温で熱が無ければ退院していいですよ」と言ってくれました。
そして検温では36度台、退院が決定しました。
やっと点滴の針を抜かれ腕が自由になり、その後は退院の手続き。
薬を受け取り、説明を受け、次回診察の予約を確認して退院です。
病院の外に出ると体は軽く、やっぱり健康がいいなと感じた瞬間でした。
タクシーに乗りアパートに戻り、ベッドに横になりました。
病院のベッドは柔らかく寝心地が良かったのですが自宅のベッドは硬いけど広々としていて、そして安心感があります。
なにより点滴が無いのは開放感がありますね。
夕食は温かい鍋にしようと言う事でタイスキにしました。
嫁がBIG-Cのタイスキのセットを買ってきました。
一応「hygienic(衛生的な)」と書いてあるセットを買いましたが本当なのでしょうか?
イマイチ信用できません。
嫁には鉄分不足で貧血を起こしたので鉄分豊富な豚肉を一杯食べてもらうことにします。
キノコのセット。「美味しいキノコはHOKUTO」みたいなキャラクターが付いていますがこのセットはHOKUTOとは関係ありません。と嫁に言ったら「騙されたー!」と言っていました。
オーガニック空心菜。
いつもと同じタイスキの味ですが・・・
キノコはどれも泥臭さがあって、日本で売られているキノコ類は美味しいと言うことを再確認できました。
オーガニック空心菜はえぐさが無く、柔らかく、甘みもあってとても美味しかったです。すべてのオーガニック野菜に共通して味が濃いですね。本当にオーガニックなのかは不明です。
タイスキセットに付いてきた妙な練り物。
鮮度とか素材とか気になるので食べませんでした。
なんだか表面がニュルッとしているのが怖いです。
温かい鍋を食べて心も体もポカポカになりました。
おいらも嫁も、二日前の夜にはあんなにフラフラだったとは信じられないです。
体を壊したらタイでの生活を続けていくのは無理ですのでこれからはもう少し健康に付いて考えながら生活していきたいのですが、タイに住んでいると難しい部分もあるのが難点です。
にほんブログ村
コメント